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◆よい人生でした……よね?
◆◆透いたからだでただよっていましたか。
◆◆◆なつかしい人たちが迎えにきたのですね。
◆◆◆◆なごりおしさもうすれて。
◆◆◆◆◆「さよなら」「ありがとう」
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蝶がとまりそうなご飯。
ライスサラダ。
お米を15分ゆでて、野菜とハムなどと一緒に、ドレッシングで和えたもの。
野菜は、コーン、ピーマン、ベビーリーフ、それからキュウリの辛子酢漬けを
それぞれちいさな角切りにして。
ハムをキッチンペーパーではさんで様子を見ながら電子レンジにかけて、
かりっとするまで脂を抜いたものも混ぜています。
ドレッシングは、オリーブオイル、米酢、レモン、塩、胡椒、甜菜糖、ディジョンマスタード、
それから赤みがなかったので赤ワインとつぶした梅干も入れてみましたが、
量が少なかったので、色づくほどにはなりませんでした。
パルメザンチーズも多めに混ぜて。
思いついたままに適当に作ったライスサラダですが、
食欲がなくても食べられます。
炊いたご飯でも作るのですが、そうすると洋風酢飯というかんじ。
お米をゆでると粘りがなくてよりさっぱり、サラダらしくなります。
ハルジオン、かわいいでしょう。
ヒメジョオンていうのもありますね。
蕾がうなだれているのは、ハルジオンだそう。
ヒメジョオンのほうがちいさいのかと思ったら、
どちらかというとヒメジョオンのほうが背丈もあり
野性味があります。
クサイチゴ。
右は花びらが散ったもの。
ほら、もうイチゴっぽくなってきていますね。
これは、ヤブヘビイチゴ。
ヘビイチゴよりも、花びらと花びらのあいだのすき間が大きいです。
左がベニカタバミ、右はツルニチソウ。
きょうは、歩きながら撮った5月の草花を載せているのですが、
草花の名前、あまりくわしくありません。
名前がまちがっていたら、おしえてくださいね。
キランソウ。
道端で、こういう色の花を見つけると、はっとしますね。
別名「ジゴクノカマノフタ」って言うんですね。
いまほかのブログを見ていたら、この花が出てきて、あれ?
写真を見比べたら同じ花でした。
へえ……って感心して、思わず雑草と野の花の本を買ってしまいました。
スミレとビオラ?
どちらもビオラ?
ごめんなさい、ちゃんと調べる時間がないのでこのまま載せます。
くしゃみをしたミッキーみたい?
アオマムシグサ?とワラビ。
シダの葉?
最後は、ハコベ。
(ネットで見てミヤマハコベと書いていたのですが、
届いた図鑑をみたら、うーん花弁の切り込みが違うみたい。
おしべは3本だし、もしかしたらコハコベ?
あやふやですみません。
6月19日追記)
ちっちゃくてとてもかわいい。
ふつうのものをふつうに昼間の光で撮るのは、とてもしあわせ。
そら豆を莢ごとグリルで焼いた「焼きそら豆」。
なにもしなくても、おいしい。
お塩をふるだけで。
タラの芽が入ってきたので、いっしょにグリルで焼いてみました。
添えているのも、タラの芽味噌。
刻んだタラの芽をごま油で炒めて、甜菜糖とみりんとお味噌をいれて
煮からめたもの。
これは思った以上においしかったです。
梅干をつぶして和えたパスタ。
ホウレンソウのソテーと、味付け卵をのせて。
きょうの卵は、茹でてお醤油をかけておいただけのもの。
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ちょっと今、精神的に余裕がないのですが、
季節外れになってしまうので、いただいたお花の写真を。
ハゴロモジャスミン。
お花が終わりかけています。
いただいてすぐに撮ればよかったのですが、朝あわてて。
写真がいまひとつです。
職場の近所の方にいただいたもの。
今日、お客さんが
「自転車で角を曲がると、ふわーっていい香りがするの。なんのお花かしら」
ハゴロモジャスミンですよ。
向こうのお庭で咲いているので、風に運ばれてここまで香りますよね。
と、自分の庭のように話す。
宝鐸草(ホウチャクソウ)。
二輪ずつ咲きます。
形も似ていますが、スズランのような甘い香りがします。
黄色もあるそう。
いただいたお花、忘れないように。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
れおん。
彼方へというほどではないけれども、ちょっと遠出した時に
トイカメラで車窓から撮った写真。
■
左肩が痛くて、なんだか骨も角ばって変形しているよう。
時々でる関節痛が肩にもきたのかと思っていたのですが、
知人にそれを話したら、「バッグじゃない」との指摘。
なるほど、たしかに。
いつも大荷物なんですよね。しかも重い。
それを左肩にかけているので、そのせいかもしれません。
それで最近、逆にかけているのですが、うまくバランスがとれません(笑)。
なにを入れているの?って、カメラと辞書と筆記用具と……本とか……。
重いなあと思って、整理するつもりで中身を出してみるのですが、
結局また全部いれてしまうのです。
だいたい本を読む時間がないのに、数冊持ち歩く必要はないのでは?
と自分に問いかけるのですが、でもやはり持って出てしまう。
旅行の時に、思ったよりも荷物をすくなくまとめられて、
それを得意げに言ったら、娘に「むしろいつもよりすくない」と言われました。
あ、そうかも……、ふだんのほうが多くて重いかも。
うーん、そろそろショルダーから、またリュックにしようかなあ、
と思っていたら、かわいい鞄を見つけました。
ちょっと考えてます。
■
最近のごはん。
お豆腐のお好み焼き風。
あまりもので、一品ですむものって考えてこれに。
豆腐は加熱料理なので、キッチンペーパーにつつんで電子レンジで水切り。
それに、卵3個とすりおろした山芋、塩少々を入れ混ぜます。
人参、キャベツ、鯖の水煮缶を汁ごと入れて混ぜます。
ベーコンを敷いた上に玉ねぎをのせ、たねをのせ、じっくり焼きます。
ひっくりかえして、これはチーズものせています。
おかかをかけて、お醤油たらして、マヨネーズをそえて。
粉を入れなかったので、ちょっとはしがぐずぐずですが、見た目よりもおいしかった。
これをお弁当にもいれました。
ラーメンが食べたかったのですが、中華麺がなかったのでパスタで。
スープは、味玉に醤油とお酢をいれて熱湯をそそいだもの。
すごく手抜きです。
味付け卵は、パスタをゆでる時に、パスタと同時に入れて、
パスタがゆであがった頃に、卵だけ水にとって、
お醤油やら紹興酒やらナンプラーやら、気が向いたものをかけておきます。
これは、ガラムマサラもいれてみました。
翌日から食べ頃で、醤油だけでもおいしいです。
パスタをゆでる度に、だいたいいつも2個の味付け卵を作ります。
右側にそえているのは、筍のやわらかい薄皮だけ千切りにして、
胡麻油で炒めて、残っていたトマトソースをいれて煮詰め、
ネギをいれ、ラー油と醤油で味をつけたもの。
筍って、トマト味があうと思います。
青いのは、かぶれ菜。
糸唐辛子をのせて。
2品とも、あまりおいしそうに撮れていないのが、ざんねんです。
■
今週は、ちょっと疲れました。
読んだものと、考えていることと、夢とが入り混じって、
整理できなくなりました。
これは……
はじけた種。。。
ほら、これから。
これは、クリスマスローズ(レンテンローズ)の種でした。
◆
これは……
乙女椿。
◆
青いものも。
山椒の新芽。
◆
ごはんネタも。
タケノコをいただいたので、皮つきのままオーブンで蒸し焼きに。
一度やってみたかったんですよね。
根元のかたいところは切り落として、それは鍋であく抜き。
これは、先のやわらかそうなところ。
オーブンシートで包んで、180度のオーブンで50分焼いてみました。
半分に割って、切り目をいれて。
湯気が出ています。
あつあつを食べようとあせっている気持ちが現れた1枚。
タケノコっていつもあまりおいしそうに撮れないなあ……と反省。
マヨネーズに、味噌、おかか、柚子酢を混ぜたものをそえて。
薄皮のやわらかいところも食べられます。
一人で一本分、完食しました(笑)。
かんたんでおいしい♪
そろそろタケノコも終わりですね。
◆大好きな絵本の紹介から。
『赤ずきん』 矢川澄子・再話 / 飯野和好・絵 (教育画劇)
「いきますとも。あたし おばあちゃん だいすきだもの。
よりみちなんか しないで、ちゃんと とどけてあげるわ。
おばあちゃんに もらった、この 赤ずきんを かぶって」
(かわいー♡)
グリム童話の「赤ずきん」は誰でも知っているお話だと思いますが、
この絵本は、なんだかとっても元気になる赤ずきん。
絵もかわいい。
かりゅうどとおばあちゃんの顔がまたいいんですよねえ。
矢川澄子さんの文章ですが、これは絵を見てからお話を書いたのでは?
と思うくらい、絵にぴったりです。
ぜひ本物の絵本をご覧ください。
むふふ……と思わず笑ってしまうと思います。
とてもすてき♪おすすめです。
◆
宅配に入ってきたふきのとうで、しばらく前に作った「ばんけ味噌」。
故郷では、「ふきのとう」を「ばんけ」と言います。
塩と、重曹が無かったのでベーキングパウダーを入れて茹でたのですが、
これであく抜きになったのかどうかわかりません。
ふきのとうを入れてすぐに火を止め、しばらく置いて、
その後水を何度か換えながら、水にさらします。
ぎゅっと絞って、みじん切りにして、胡麻油で炒めて、
甜菜糖・みりん・味噌で味付け。ほんの少しお醤油も。
こんなものかなあと適当に作ったのですが、香りがよくておいしい。
◆
さて、今日の休日ごはんは。
残っていたばんけ味噌で
焼きおにぎり。
フライパンにうすく胡麻油をしいて、おにぎりを両面焼きます。
ばんけ味噌をぬって、もう一度焼きます。
焼いてもふきのとうの香りが残っておいしい。
○△だったんですけどね。
いただきものの長芋が残っていたので、そろそろ食べなければと
梅肉とわさび醤油で和えたもの。
これもいただきものの、板わかめをまぶして。
昔ながらの作り方をした梅干を買ったのですが、
ちょうどいい塩梅でほんとにおいしい。
長芋を食べきるためにもう一品、長芋のステーキ。
長芋は、まるめたアルミホイルでがしがし洗って、
皮ごと輪切りにします。
フライパンで両面じっくり焼きます。
カチョカヴァッロというチーズが固くなりかけていたので、
今日はそれをのせています。
わさび醤油をかけて。
青いものがなかったので、つけあわせは
ピーマンと裂きイカに酒と醤油をまぶして電子レンジにかけたもの。
これはぼんやりした味になってしまいました。
ピーマンは炒めるかグリルで焼いてから、
おかか醤油をかければよかったと反省。
油揚げのお味噌汁に、板わかめをちらして。
明るい時間に料理の写真を撮ると、休日だなあとしあわせな気がします。
この流れで夕飯はなんだと思いますか?
味噌汁をすこし濃いめにしておき、
残っていた長芋をすりおろして……
とろろ汁でした。
ああ、すり鉢買ったのに、また使うの忘れました。
ひかりは
ぬるい吐息のように吹き込んできた。
伏せていた影が黒蝶となって舞い交い、眩しさに追いつめられた姿で壁に展翅される。
(スーハ!6号に載せた「カメラ・オブスキュラ」より)
◆
◆◆◆
◆
4月25日に観たモレキュラーシアターの「バレエ・ビオメハニカ」、
アフタートークを頼りに、復習のつもりで。
◆
舞台前面は、壁。
追い詰められ、苦悶する身体。
わたしたちはそれを見ているが、その場にはいない。
なぜならば、そこは密室であり、そしてそれがあった時間と、
わたしたちが今生きている時間はちがうから。
だから緊迫する舞台と安全な客席は時間によって隔てられている。
壁には白いプロジェクターの光が映し出され、
転換の度に、その四角い光が一瞬閃き、客席に向けられる。
その瞬間、わたしたちを隔てていた時間はその四角い光
あるいは鋭い文書によって斬り裂かれ、生々しい空気が入り混じる。
時に、光は機銃掃射のように観客をなぎはらう。
わたしたちは一瞬目を瞑って死に、目を開いた瞬間生き返る。
そうやって歴史の断片が、わたしたちの記憶に差し挟まれる。
舞台では、悲痛な身体が入れ替わっている。
捕らえられたのは一人ではない。
次はわたしたちの誰か、あるいは自分かもしれない。
頸骨を締めつけるような音が自分の身体から出ているのではないと
確かめながら、目の前の悲劇に目を戻さなければならない。
悲劇とは舞台の上だけではなく、現実の身の上に起こることなのだと、
メイエルホリドが生きた時代の悲惨さと共に考え込まずにはいられない。
追い詰められ苦悩する身体がぶつかりかきむしる壁の向こうには、
取り調べ室の外の日常、あるいはメイエルホリドの演劇の舞台や客席が
あったのだろうか。
わたしたちが見ていたのは、舞台裏だったのかもしれない。
なにも映し出さない白いプロジェクターの光は、潔白を意味するのか?
自白の白?
生きている間にやってきた仕事のすべてを、焼き払ってしまったということ?
つぎつぎと考えながらも解ききれずに残ったものが、ゆっくりと深いところへ沈んでゆく。
それにしても、演じる身体はもちろんのこと、朗読する声にひきこまれる。
メイエルホリドの肉体のなかにいて、演説する声をその内側で聴いているようだった。
とすると、わたしたちが観たのはメイエルホリドの内面の葛藤であり、
わたしたちは彼の口に呑み込まれていたのだろうか。
そして今、メイエルホリドは別の口を借りて語り始める。
肉体の死が生きるということと同義であるためには?
極限状況において、肉体の檻から密かに解き放たれてはばたき、
生きのびた影を、鮮烈な光の中に見ていたのかもしれない。
◆
◆◆◆
舞台はシンプルで美しい。
けれどもモレキュラーシアター主宰の豊島重之さんの文章のように、
そのなかに非常に多くの情報や緻密な思考が張り巡らされている。
観終わった時点から、読み返すように観たものを反芻しはじめる。
それが自分の言葉に置き換わっていく。
それが今でも続いている。
◆
写真の上の3枚は、娘からの贈り物のトイカメラで撮ったもの。