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雪の朝3

雪の朝3

自分はいったいいつ生まれたのか、またどのようにして生まれたのか、

雪のひとひらには見当もつきませんでした。

あたかも、ふかい眠りからさめたときの感じにそっくりでした。

(『雪のひとひら』ポール・ギャリコ/矢川澄子訳 より)

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