それで昨日からつながって、ねこばなしなんですけど。
子どもの頃飼っていた猫は、ニッケという名前でした。
遊びに来た親戚の子に鋏で切られて、片耳は銀杏の葉みたいでした。
「なんでニッケという名前なの?」と幼い私が尋ねると、おばあちゃんは言いました。
「二毛猫だからニッケ、三毛猫ならミケ、白猫ならシロ、虎猫ならトラ」
「ええーっ。………」
そんな簡単な理由でつけた名前だったなんて…。
ではこの世の猫は、ニッケかミケかシロかトラか、せいぜいブチと呼ばれているのか…。
かなりショックを受けました。
ちなみに職場の近くの飼い猫は、ぽち子という名前です。
これは、去年の夏に撮った写真です。
霧雨の中、見つけたバス停の名前は、
にゃーん。