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果てを写さないと、お花畑は延々とつづくように見えるけれども、
終りが見えた瞬間、その全体までも見えたような気がしてしまう。
限りが見えてあとどのくらいかと知っていたほうがよいのか、
限りを知らずに延々つづくと思っていたほうがよいのか。
でも結局、見えていてもいなくても、花の数は変わらないのだけれど。
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一日中ぼんやりとして過ごす。
人が途切れるとやりきれなかった。
GRをちょいと旅に出す。
思えば買ってから一度も離れたことがなかった。
一緒にいる時にもましていとおしい気持ちになる。
きっとそういうものなのだ。
できなくなるとしてあげたくなるものなのだ。
限りなく、あれもこれもできたような気がしてしまうものなのだ。