職場の近くの河津桜には葉が混じりはじめ、
沈丁花はだいぶ開いてよい香りを漂わせている。
先日の卵黄の味噌漬けがまあまあだったので、
豆腐の味噌漬けも作ってみたのだけれど塩気がきつくて失敗だった。(涙)
豆腐の水切りに念を入れすぎて薄くなってしまったからだろうか。
味噌をもっとゆるめたほうがよかったのかもしれないなどと反省している。
でも今日、湯豆腐の鍋に入れ雑炊にして食べた。
ひとりというのは無駄が多いので、料理はリサイクルする。
この間は、泡立てた生クリームが残っていたのでグラタンに入れた。
砂糖が混じっているといってもほんの少しだから問題なかった。
きなこ餅と餡をまぶした餅ををいただいた時には、
ごま油を敷いたフライパンで焼いて、醤油をかけて食べた。
(これは意外においしいのでお試しください。甘いものが苦手でも食べられるかも)
そういえば田舎では、大きな大福のような餡入りのヨモギ餅を作っていたが、
それをストーブの上で焼いて食べるのが好きだった。
大きいので、おばあちゃんが糸で半分に切ってくれた。
ついたお餅にヨモギを混ぜたものって、もう食べられないかもしれないなと思う。
お菓子というより、食事というかんじ。
先日はいただき物のフキノトウで、バンケ味噌を作った。
故郷では、フキノトウはバンケという。
茹でて水にさらして細かく切ったものを、油で炒めて味噌や砂糖で味をつけたもの。
母が好きだった。
母も「母が好きだった」と言いながら作っていた。
脈絡なく食べ物の話で終わる。