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4月14日は、古賀忠昭さんの御命日です。
誰かが亡くなるという経験を重ねながら、
わたしたちも少しずつ向こう側へ行くことを受け容れていくのだと、
どこかで読んだような。
亡くなった人を思うのは、枝の向こうの月を見るのに似ています。
こんなにありありと、けれども遠い。
果たして自分に残された時間はどのくらいなのか、
月までの遠さを思っても見当つかないように、
それもまたはかりかねています。
ただ、その日はそこにあるのだと、それだけはわかっています。