子どもの頃、1年だけ保育園に行った。
村の同い年の友達が、みんな(といっても二人)(笑)
保育園に通っていて、そこではおべんきょうもすると聞いたから。
母に頼んで行かせてもらった。
通い始めてすぐにがっかりした。
こんなところなら
(みんなで歌を歌ったりおゆうぎしたりなんて退屈だった)
家で一人で本を読んだり絵を描いたりしているほうが自分のためになる。
「やめて家にいたい」と母に訴えた。
「あそこにいってもべんきょうにならない」となまいきも言った。
「自分で決めたことでしょ」と却下され、
いやで逃げ回ったのにつかまり、おお泣きしたのにつれていかれた。
(ほんとに首ねっこをつかまれた)
子ども心に、おとなになるまでがまんしようとかんねんした。
自分の時間の使い方を自分できめられないなんて、
とひどく後悔し、ぎむきょういくを終えるまで何年だろうと
気の遠くなる思いがした。
以来、「ひとりで家にいて自分がほんとうにやりたいことをやる生活」
というのを夢見ている。
おとなになって残り時間もだんだん少なくなってきたというのに、
いまだに叶えられていない……(泣)。
◆ ◆
今日の夕飯。
残り物再利用のグラタン。
玉葱とにんにくを炒めて、ゆでたフジッリ(マカロニがなかったので)、茄子、ズッキーニ、
つけあわせで残った野菜のかぼちゃ、ベビーポテトなどをのせて、
小麦粉をふり、塩コショー、コンソメ顆粒をほんのすこしぱらぱらまき、
牛乳をひたひたに入れて、モッツァレラシュレッド(とけるチーズ)をたくさんのせて
ぐつぐついうまで火にかけてから、オーブンで焼きます。
(オーブンに直接入れられるフライパンだったので)
以前、地粉で作ったホワイトソースを冷凍していたつもりが見つからなかったので、
あらっぽいやり方で簡単に。
でもちゃんとグラタンになりました。
ズッキーニがたくさんあってまわりにむりやりのせたので、
素焼きのようになっていますが……。
それはそれでおいしい。
かぼちゃは、「すくなかぼちゃ」、というユウガオのような形の特産かぼちゃです。
おいしい地野菜。
疲れていたので、それが見えるように写真撮るのを忘れました。
休み明けなので、ちょっとくたくた。
最初の写真はクレマチス。