『糸の宝石』というのは、本の名前。
娘にあげようと買ったのですが、あげずに自分のものにしちゃおうかと思ったほど。
そんなけちなことしないで、あげましたが。
でも、感動しました。
パリの蚤の市で、レース編みの見本や編み方などを書いたものが入った段ボールを見つけ、
それを買って日本に持ち帰り、本にまとめたものです。
美しいクロッシェレースの本。
編み地記号じゃなくて、編み方を文章で書いているんですね。
娘の話によると、編み地記号というのは、日本ではふつうですが、
海外にはないそうです。(全くないのかは、未確認)
わたしは編み物はしませんが、クロッシェレースの見本を見ているだけでも
うっとりため息が出ます。
編み物をしない方にもおすすめ。
なかの文章もすてき。
『糸の宝石』 (ラトルズ刊) ¥1890
レースの美しさにも、それを本にした人の思いにも感動しました。
ほんとにおすすめです。