さて、先日のたくさんのガラス瓶は……
果実酒を入れたのでした。
たくさんいただいた柚子をどうしようと考え、
あれこれ調べるうちに柚子酒にたどりつき、
熟成まで数カ月も待てないわたしは
一日で果実酒ができるという即製機まで買い、
甘味の強いお酒はふだんあまり飲まないからと、
最初から無糖で挑戦。
ラ・フランスはもともと甘味が強いらしいのでラ・フランス酒を。
ところがまずくて飲めない。
これはわたしの好みに合わないせいかもと娘にあげたら、
数日後に「この間飲んだハブ酒と同じ味」とメールがきた。
:~~~ハーブ酒ではありません~~~:
やはりまずかったのねと、いきなりくじける。
娘に即製機をクリスマスプレゼントにあげようと言うも、あっさり断られる。
うーん、敗因はやはり、砂糖無しにしたからか。
すっかりやる気を失くしつつも、
買い物に行ったらカットしたパイナップルが
砂糖を入れてなぜわるい。と基本に返る。
少し控え目にしながらも、氷砂糖を入れて作りました。
おお!パイナップル酒は、おいしいです。
まさにパイナップルという香り。
ホワイトリカーとブランデーで作りました。
無糖でも飲めたのは今のところ、
レモン酒とラム酒で作ったコーヒーリキュール。
それにしても、梅酒というのはやはり果実酒の王様だと、
つくづく感心したのでした。
これは、金時生姜と黒糖で作ったショウガシロップ。
お酒だと飲める時間が限られてしまうので、これはシロップです。
レモングラス、クローブ、ローリエなどのハーブも入れて。
ふつうにおいしいです。
そんなことやっていたら、お酒やお酢を注ぐだけでできる
果実酒と果実酢の素をプレゼントしてもらいました。
瓶の中に、氷砂糖と乾燥したピールやハーブが入っています。
ブランデーを入れてみました。
果実酒は数日後から飲めると書いてあるので、さっそく味見。
うーむ……、参りました。
ハーブの香りがきいて、すっきりと完成された味です。
果実酒の場合、すっきりというのは大事です。
これはきっとお酢もおいしいでしょう。
出来上がりが楽しみです♪
◆
ついでに最近作った冬野菜料理を。
くりぬいたカブに、鶏挽肉・人参・蓮根・干した椎茸・
片栗粉と醤油少々を混ぜて詰め、昆布出汁で煮たもの。
圧力鍋で4分、自然放置。
匙を入れたら、カブの器が割れてしまいました。
くりぬいたカブは、柚子皮と酢の物に。
カブに入りきらなかった種は、お餅と一緒に
油あげに詰めて、カブと並べて福袋に。
そういえば、柚子や青みをのせようと思っていたのに忘れました。
自家製切干大根で作った、煮物。
実は、油あげにいれてもまだ余った挽肉の種も
すこし入っています。
切干ではなく、繊切りの大根を干して、
人参、ルッコラなどといっしょにサラダに。
レンコンをかりっとするまで炒めた蓮根チップをのせています。
大根から余分な水分が出ないせいか、
野菜の味がぎゅっと濃縮されて感じます。
冬野菜っておいしいです。