◆モレキュラーシアター東京公演『のりしろ』のお知らせです。
2011年1月15日(土)18:00開演/ 16日(日)15:00開演
会場:杉並区立杉並芸術会館「座・高円寺 1」
料金:全席自由・2000円
——これでおしまいだ と一人の男がいった
いやおしまいではない と別の一人がいった
おしまいなんておれたちにはないんだ おれたちは
この土のなかに敗北を埋めただけだ(黒田喜夫) ——
上演作品は、詩人・黒田喜夫の詩篇・断章に基づく新作『のりしろ nori-shiro』。
今回は、アントナン・アルトー研究家としても知られる舞踊家及川廣信氏が音声出演されることになりました。
そして、ポストトーク。
講師には、詩人吉増剛造氏をはじめ、鵜飼哲氏、前嵩西一馬氏をお招きし、
1月15日 上演終了後の19:20より同会場で行われます。
*画像をクリックしていただくと、大きな画面でひらきます。
◆公演の予約は、molecular :http://sites.google.com/site/moleculartheatre/ にて。
同公演は、「TAGTAS/PROJECT 2011—演劇と虐殺—」との共同主催として企画されたもので、
1月14日19時と16日18時半の二回「TAGTAS/FORUM 円卓会議」も開催されます。
両日ともTAGTASの一員として豊島重之氏も参席します。
◆日にちが迫っていますので、ご予約はお早めに。
◆スーハ!同人谷合吉重さんの『飢餓の木2010』の書評が
モレキュラーのサイトでアップされています。
どうぞお読みくださいね。
http://sites.google.com/site/moleculartheatre/critic/taniai
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書かなければならないものが書けていなくて、お知らせも遅くなりました。
黒田喜夫の『一人の彼方へ』をざっと読み返す。
今になって、豊島重之さんの『二歩と二風のサーガ』がほどけてくる。
開いた本を扉に舞台や言葉がよみがえり、
後になって理解できるという感動を度々体験できるのも
豊島さんとモレキュラーならでは。
どうぞみなさん、おでかけください。