日曜日、お墓参りの後、満開の桜の下を歩く。
◆
今日は、余震が多くて、頭がふらふらします。
無理をして元気をだそうとするのはしばらくやめて、
集中力が無くていろいろなことができずにいることも
大目にみることにしました。
◆
そういえばもうだいぶ前のことですが、
小さな上映会で『タカダワタル的』を観ました。
しばらく会っていない人も出ていて、
画面のその人とも再会したような不思議な気持ちになりました。
「ブラザー軒」て、いい詩だなあ。
あれは泣いてしまうなあ。
その映画を観て帰った日に、「げんげ通信」が届いていました。
そういう偶然があったのですよ、とメールしようと思いながら、
それも書けずに4月も半ばになってしまいました。
げんげ忌も今年は中止になってしまいましたが、
地震の後に届いたそのお知らせもあたたかなものでした。
一度だけ参加させていただいたお花見、なんだか夢のようです。
夢と現が逆になってしまったよう。
花びらの舞うなかを、そういうことも思い出しながら歩きました。
来年はいつものようにひらかれるといいですね。
いろいろなことがそうでありますように。
いつもどおりという言葉が、こんなに重い言葉だったということに、
いまごろ気づきました。