さて、この花の名前は?
ヒヤシンス(風信子)でした。
個人的に回答をくださったなかでは、正解者1名!
ほかにもあたってましたよ、という方は、
自分をほめてあげてください(笑)。
花が終わると、こんなふうになっていくんですね。
瑞々しい間はもちろん華やかできれいですが、
花も終わって枯れてゆく時には、また別の美しさがあります。
金属的な雰囲気もあり、大人の女性という感じでしょう。
自然が細工したものの、造形美にため息がでます。
暮れに、お客様から、いただきました。
いつものように、職場で毎日、生長記録を撮りました。
1月11日。
ほら、ひらきはじめましたよ。
それを見つけたお客さんがうれしそうに、
「あら、咲き始めた。かわいいわねえ」
「かわいいですよね」
たった1輪ひらいただけで、よい香りが。
1月13日。
つぎつぎひらきはじめましたよ。
1月14日。
仕事をしていても、よい香りにうっとり。
1月24日。
手前のつぼみをのこして、ほぼ満開です。
「まあ、きれい。何ていう花?」
「ヒヤシンスですよ。きれいですよね」
2月9日。
後から咲いた花です。
最初の終わりかけた花も、2月9日の写真。
いっしょに咲いています。
この花も、ほら、花びらが薄く透けてきているでしょう。
たくさんの人に、「きれいね」「何て花?」と
声をかけてもらいました。
植物は、自分では声をだしませんが、
それを見たわたしたちはなんてたくさんの言葉を
かわしたことでしょう。
ヒヤシンスは、まだ職場で咲いています。
そろそろ自宅に持ち帰ろうかなと考えています。
ありがとう、たくさんの花と、よい香りを。
◆
それで、きょうは……、ハート形のブラウニー。
昨年も焼いたのですが、娘が、子どもの頃に作っていたレシピのほうが
おいしかったというので、古い本を見つけ出して、そのレシピで。
『寛子のおかし大好き』という本です
「昭和61年第二刷」とありますから、1986年ということは……
えー26年くらい前の本。と、自分で驚く。
寛子さんというのは、三田寛子さんですよ。
国産小麦粉、有精卵、有名パテシエおすすめのチョコレート、
良質バター、フランス産胡桃、砂糖は甜菜糖に変えて、
厳選した材料で作ったのに、あらら……
胡桃が焦げてしまいました。
これって、失敗っていうのだろうか。
いつも、オーブンシートで、角型を作って焼くのですが、
今回は、ハート型と丸型で焼きました。
甘さは、ぐっと抑えました。
というわけで、夜中に焼いて、明け方に試食(笑)。
うん、だいじょうぶ。食べられます。
それなりにおいしくできました。