三木卓さんの『K』を読む。
「群像」で読んだ時よりも、もっとひきこまれながら。
何度も泣く。
こういう言葉をつかうことがゆるされるなら、
いとおしさがこみあげる。
お二人に。
装幀も、泣けるでしょう。
装画は、ドガの「Sleeping Child」。
装幀は、田中久子さん。
*
『K』三木卓 著/講談社
5月のことですが、浄智寺へ。
福井桂子さんのお墓参りに。
大雨の後でしたが、湿度が低く、風の爽やかな日でした。
羊歯の緑がきれいでした。
鳴き声の美しいウグイスがいて、
これまで聴いたことがないくらい上手に鳴くので
感心しました。
ウグイスの鳴き方にも、方言があると教えていただいたことを
思い出しました。