ブルーベリーが職場に届く。
社長宛で。
ところが職場の冷蔵庫に、何日も置いたまま。
週明けに、冷蔵庫をあけると、なんだか甘い匂いが。
あけてみると、しわしわになり始めている。
そこで思い切って、「ブルーベリー、いただいてもいいでしょうか」
「どうぞ、半分持ってって」
「すみません、全部ください」
と、ずうずうしく思われるのを覚悟で、家に持ち帰る。
ブルーベリー、救出成功。
と自分に言い訳する。
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さて、たくさんのブルーベリー、どうしよう。
ということで、一部をブルーベリーソースにしました。
残りは、とりあえず冷凍に。
テリーヌ型を買って、それをおろすために作った、
豚肉とキノコのテリーヌがあったのでそのソースに。
テリーヌは、
オイルを塗ったテリーヌ型に、叩いてのばした豚ロースを敷いて、
挽肉、卵、多めの玉葱のみじん切り、粗漉しトマト、
バジルやタイムの摘んだハーブをあれこれ、塩少々を
混ぜたものを詰めていきます。
途中、干したいろいろなキノコを間に並べています。
とき色ひら茸、たもぎ茸などの黄色や赤のキノコだったのですが、
火を通したら、色は消えてしまいました。
豚ロースを巻き込むようにしてから、一番上に、
白長茄子という翡翠色の茄子の薄切りを並べています。
ローズマリーとローリエをのせて、蓋をして、
天板に水を張って、180度のオーブンで40分、その後放置。
冷めてから、冷蔵庫に入れます。
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ブルーベリーソースは、
ブルーベリー、粗漉しトマト、バルサミコ酢を入れて火にかけ、
自家製の麺つゆを少々入れ。煮詰めています。
麺つゆはあったので入れたのですが、醤油でもいいと思います。
きれいにソースをかけるつもりが、ぼたぼたと広がってしまい残念。
翌日、再度挑戦。
ソースはやはりぼたぼたとしか落とせませんでした。
和辛子と一緒に食べると美味しいです.
つけあわせは、オカヒジキの辛子醤油和え。
マヨネーズをのせています。
それから、昔キュウリのピクルス。
ピクルスといっても、塩とオリゴ糖をまぶしてから米酢をかけただけ。
数日おいて味をなじませます。
この皿には、スイートフェンネルを飾ったのですが、
フェンネルは、やはり魚料理にあうハーブですね。
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ブルーベリーソース、思った以上においしくできたと思います。
バルサミコ酢の酸味も効いて、肉料理によくあいます。
自分なりに満足して娘にあげたら、
「ブルーベリーソースはいらない」とのこと。
酢豚のパイナップルがだめな人でも、このソースは
思いがけない美味しさだと思うんだけどなあ。
辛子と一緒に食べてねと言ったのに、山葵醤油で食べたそう。
まあ、それもありかもしれませんけどね。
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同居人、増える。
金魚の赤ちゃんと、「ジョニー」と名付けた新しい同居人。
さて、ジョニーとは……?