アイコのおひたし。
おかかと味噌を混ぜたマヨネーズで。
連休明けに岩手の方から「昨日もどってきたばっかりだから」と山菜をいただく。
自転車でふらりとやってきて、「食べる?」。
山菜もうれしかったけれど、田舎の近所づきあいのような親しさで、
そういうさりげなさがとてもうれしい。
ご実家は、津波の被害にあわれて、東京で働いています。
長いおつきあいではないのだけれど、東北人どうしで情が通い合う
と思っています。
アイコのねこまんま。
アイコを刻んで、おかかと醤油をまぶして、ご飯に混ぜます。
ほんとにねこまんまなのですが、美味しいんですよ。
たらの芽もいただきました。
たらの芽は、やっぱり天ぷらですよね。
片栗粉を入れた袋でふってまぶしてから、水でといた小麦粉にくぐらせました。
たらの芽をちくわに詰めたものも、揚げています。
ふだん揚げ物をほとんどしないのですが、せっかくの親切を新鮮なうちに
と久しぶりの天ぷらです。
11センチのストウブがあるのです。
胡麻油を浅めにはって、火力を弱めずに揚げたら、
少ない油でもからりと揚がりました。
◆
時々本を貸してくださるお客さんが「これ、お読みになるかしら?」と
中勘助の『銀の匙』(角川文庫)を貸してくださる。
主人公を愛情深く育ててくれた伯母さんが、涙もろくて優しくて、
読んでいるこちらもつられて泣いてしまいます。
夏目漱石が読んで絶賛したというのもわかります。
何気なく解説を見たら、なんと平岡敏夫さんでした。
長く抱えていた原稿を、ようやく仕上げました。
スーハ!10号がもうじき完成します。
今号は、新井豊美さんの特集号です。
平岡敏夫さんにもお世話になりました。
ありがとうございました。
詳細はまた。