5月3日のデュシェス・ドゥ・ブラバン
花の前を蜂が飛んでいるの、わかりますか。
撮ってから一ヶ月も経ってしまいました。
ほら、蜂に好かれるのです。
よい香りがします。
人間も顔を近づけたくなります。
これは、「ローズバロー」という名前のオダマキです。
今年は、オダマキをいくつか植えました。
乙女風鈴オダマキ。
名前のとおり、かわいいオダマキ。
シャリンバイ。
こんなにきれいな花が咲くんですね。
「ここのはピンクの花が咲くんだね」
そう言いながら通り過ぎた人がいました。
そういえば海辺では、白い花のシャリンバイを見ました。
大雪で根本から半分に裂けてしまったのですが、
残った枝にちゃんと咲いてえらいね。
ノイバラかな?
ママン・コシェ。
名札が取れて、花が咲くまでわからなかったけれど、
枯れずに残っていたかわいいお母さん。
薔薇を地植えにするのが、願っていたことの一つでした。
ひとつずつ植えています。
時間がとれる限り、草を刈ったり、苗を植えたり。
子どもの頃と同じくらい、手が真っ黒になりました。
手袋をしていても、日に焼けちゃうんですよね。
最近は、ちょっと外に出る時にはサンダルよりも長靴です。
通りがかった近所の園芸の先輩から
「あなた庭仕事が好きなら、これ植えるといいわよ」
と草花をいただいたり、うれしいことも多いです。
ところがここ数週間、日に日に腰痛がひどくなり、
この数日は動けず寝込んでしまいました。
そんななか注文していた洗濯機が届き、玄関先で配送のお兄さんが
「ここでいいんですか?通れなくなりますよ」と言ってくれたのに
「大丈夫です。頑張ります」と威勢のよいことを言ってしまう。
どうにかこうにか箱から出し、家具を動かし、置ける場所まで移動。
今日やっと、鎮痛剤があることを思い出して飲み、段ボールを片付けました。
すみません、洗濯機を買ってしまいました。
洗濯機置き場が無いので、キッチンに無理矢理置きました。
手洗いでやっていこうと思っていましたが、悩みに悩んで買いました。
現在、給水と排水の延長ホース待ちです。
友人が「ひとり農業だね」と言う。
「ひとり農業」とまではいかないけれど、「ひとり園芸」は
日々、無数の生き物と植物と、たった一人で向かいあっている
孤独さがいいです。
植木についた虫が手に負えないくらい大発生したらどうしようと
不安を募らせながら剪定した翌朝、枝が透いてドーム状になった中で、
これまでになくたくさんの雀たちが集まって鳴いているのを見て、
ああ、わたしの無力さを、こうやって鳥たちが虫をついばみ助けてくれると
一人でないことにも気づかされるのがいいです。