チャーシュー丼。
丼ではなく、冷ご飯を温めた鍋に入れたまま、のせてしまいました。
チャーシューは、ブロック肉を30分ほど醤油で煮込んだもの。
正確には、煮豚ですね。
煮込む前に、塩と甜菜糖とヨーグルトを混ぜた中に肉を入れ、数日置いています。
軽く洗い流して水気を拭き取ってから、鍋へ。
煮込んだ醤油は、冷めてから脂を除き、冷蔵庫で保存してタレとして再利用しています。
お肉は、肩ロースを使ったり、バラ肉を使ったり。
鶏肉を使うこともあります。
さて、丼にのせたのは、チャーシューのタレで煮たゆで卵と蒟蒻。
蒟蒻はしっかり乾煎りすると、短時間で味が染み込みます。
野菜は、コールスロー、ゆでたブロッコリーとカリフラワー。
ブロッコリーとカリフラワーは、畑でとれたものです。
無農薬ですが、寒い時期だからか、青虫の害も心配したほどではなく
収穫できました。
カリフラワーはピクルスにもしましたが、茹でただけでも美味しいです。
「茹でる」って、素晴らしい調理法だなあと最近感心しています。
手前は、根菜の炒り煮。
牛蒡、蓮根、人参と挽き肉を炒りつけながら、酒、醤油で味を調えたもの。
仕上げに、すり胡麻を入れています。
しばらくお弁当を作っていたので、お弁当のおかずをご飯の上に並べた感じ。
チャーシューの上にのせたのは、練り梅です。
練り梅は、梅干しの種を取って、かつお節と醤油を加え、フードプロセッサーで
すりつぶしただけですが、万能調味料としても重宝しています。
こんな風に肉料理に添えても、また野菜をあえてドレッシングがわりに、
もちろんご飯にのせただけでも美味しいです。
すり胡麻を混ぜたり、マヨネーズと混ぜて梅マヨネーズもおすすめです。
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外に出たら、よい香りが……。
沈丁花がひらいていました。
去年植えた苗なので、初めての開花です。
ほんの一輪ひらいただけで、こんなに香るなんて、うれしいな。
北側には、白花の沈丁花を植えました。
こちらの蕾はまだひらきません。
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先日外に出たら、水の飛沫く音に気づきました。
滲み出るくらいのわずかな水漏れが見つかっていたのですが、
修理を先延ばしにしていたのです。
慌てて当番の水道屋さんに来てもらい、その日のうちに直してもらいました。
ずっと湿気が気になっていたので、それも解決するかもしれません。
仕事は寡黙にきちんと仕上げ、穏やかな人柄の水道屋さんでした。
よかったな。
人情が感じられる土地柄で、そういうささやかなよいことに支えられています。
生きている人も優しいなあ。
そういうよいことがいくつもあって、気分もからりと乾いてきました。