小さなロールキャベツのスープ。
キャベツを使い切ってしまおうと思って、内側の葉でも小さなロールキャベツを作りました。
高橋みどりさんの『伝言レシピ』に載っていた「キャベツのスープパスタ」を
しょっちゅう作るのですが、キャベツは鰹出汁がよくあいます。
それで今回は、そのアレンジという感じ。
ニンニクを炒めて香りをつけたオリーブオイルで、ロールキャベツを炒めます。
昆布を敷いた鍋にロールキャベツを並べて、鰹出汁とローリエを加えしばらく煮込みます。
塩で味を調え、仕上げに胡椒とオリーブオイル、青ネギをちらしてできあがり。
ロールキャベツの餡は、挽き肉に酒と卵、玉葱、蓮根、人参の繊切り、干しキノコ、
戻した春雨、塩と胡椒。
同じ餡で、厚揚げの印籠煮。
厚揚げなどを袋状にして、詰め物をして煮たものを印籠煮というのだそうです。
最後に春菊を加え、さっと煮ています。
豚バラトマト巻き。
『深夜食堂』を見てから食べたくなって、もう何度作ったことか。
自宅でとれたミニトマトは、ほとんどこうやって食べました。
ドラマを見直したら、豚バラを巻いて串で刺して炭火で焼いていました。
串で刺すので、豚バラ肉はくるっと前転させた感じでしたが、
私は転がしながら全面巻いて、グリルで焼いています。
1個は、ベーコンで巻いています。
ラディッシュは、塩をふっただけ。
ミニトマトは噛んだ時に、ぷしゅっと熱々の汁が飛び出すので、
焼く前に串を刺してみましたが同じでした。
湯剥きしてみようかと思いながら、ほとばしった瞬間に
トマトの甘味を感じるのが醍醐味と思い、試していません。
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さて、長く漂流していて、再度帰るべき場所へ漕ぎ出したかのような気分。
文学の岸辺は遠く、いまだに波にゆられるばかり。
見つけられるかな、まずは本来の自分を。