スタッフドパプリカ。
スーパーでパプリカが安かったので買いました。
うちのパプリカは。強風で実を落としてしまったので。
清湯スープをとった後の挽肉と、ベーコン、玉葱、椎茸、米を炒め、塩・胡椒で
味を調え、パセリも混ぜて、片栗粉をふったパプリカに詰めます。
その上からスープを注ぎ、チーズをのせます。
鍋に並べ、200度のオーブンで50分くらい焼きました。
その後、オーブンに放置し、予熱調理もしています。
鍋の蓋をはずして、もうちょっと焼けばよかったかもしれません。
パセリをちらして。
左側の白いのは、スタッフドオニオン。
これが美味しかったです。
バルサミコ酢とオリーブオイルと醤油を混ぜたものをふりかけて。
残った分は、スープに入れて、さらにチーズをのせて、温めて食べました。
その食べ方が、一番美味しかったかもしれません。
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世界中の多くの人々は、「自分のしたいこと」ではなく「自分のしたくないこと」
をする労働に、一日の、一年の、一生の多くを費やしている。
一日が終わった後には、時間はあっても真空に向けて考える余裕がない。
そしてまた、人間は真空に向けて考えることをどうしようもなく欲してしまう。
というのも、「詩」がなくして私たちは生きてゆけないからだ。
(『シモーヌ・ヴェイユの詩学』今村純子/慶應義塾大学出版会)
この言葉を、何度読み返したことでしょう。
すでに一生の多くの時間を使ってしまった今、ある人が言ってくれた
「どうしてやる前にできないと決めつけるんだ」という言葉もまた
思い返しています。
怖がって、これ以上なにもせずにいたらいけないな。
ただでさえ、人の倍、時間がかかってしまう私なのだから。