「あれっ、おばちゃん」
「あら、なによ。わたしが来たってわかった?」
「餃子の匂いがしたからな」
「餃子好きだったもんねえ」
「俺、何十回も電話したんだぜ。餃子食いたくってよ」
「だから息子のところに引っ越すって言ったじゃないの」
「この電話は使われていませんとか言われるしよ……」
「ありがとね」
「おばちゃん、うち寄ってくかい?」
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これは、30年以上もがんばった店をたたんで息子の住む街へ引っ越していった居酒屋のおばちゃんとその常連だった客が、思いがけず私の職場で再会した時の会話である。
日々ドラマである。
これは、去年の夏、故郷の山で撮った写真である。
夏も終わってしまったので、余計なつかしんでいる。
枝先にトンボがとまっているのですよ。
今ちょっと忙しくて、やらなければならないことを優先している。
家にいる時間が短いので、ほかのいろんなことを後回しにしている。
でも「まだ更新しないの」と半ばしびれをきらしたように言われたので、久しぶりにこうして書いているのである。
たしかに14日以来で、8月が終わる前にと、なんだか責任果たしたような気分である。
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