だいぶ前に送られてきたのにずーっと放っておいたレンタルDVDをようやく開けてみた。
届いていたのは『ザ・ワイルド』と『チャーリーとチョコレート工場』だった。
どうして……。自分がリクエストしたなんて思えない……。
ティム・バートンはともかく、ザ・ワイルドってなんだろ???
しょうがないので見てみる。
なんと人喰い熊と二人の男が繰り広げる決死のサバイバルを描くサスペンス・アクション(作品紹介そのまま)だった。
強い男に興味の無い私がどうしてこれを選んだのかわからない……謎のまま見終える。
私はわりとダメなタイプに弱いのである。
ストーリーよりも、この映画をリクエストした時の自分はどういう精神状態だったのか、ミステリーである。
わずかな手がかりといえば、アンソニー・ホプキンスが主演である。
アンソニーにはいつだって感心させられると、この映画を見ながらもしみじみ思う。
よい役者である。たった一人で映画を救う。
『帰ってきた時効警察』の後で期待がはずれてしまったこともあり私は☆ひとつだったけれど、賢いアンソニー・ホプキンスなら熊とも闘えると納得させるすごい映画かもしれない。
興味がある方はどうぞ。(こんな話で興味が湧くとは思えないけれど)
それでなんとなく、ワイルドって雰囲気の写真が見つからず、熊ならぬ牧場の牛である。
勝手にのんびり平和そうだと思って眺める。
しつこく縦でもう一枚。
雨が激しくなって、柵にあたってしぶきを上げている。
一面の大反魂草(オオハンゴンソウ)。
今名前を調べてみたら、帰化植物で、在来植物の生態系を脅かしているらしい。
昨年夏、青森の帰りにあちこちで見ました。
今になって複雑な気持ち。
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1年前の写真ばかりだけれど。