スーハ!4号ができあがり、ほっとしているところです。
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それで、ひさしぶりに映画を観ました。
映画館で映画を観る時と、八百屋で店先に並んだトマトを買う時にはいつも、なんだかすこし正しいことをしているような気持ちになります。
髪を切った後に有楽町駅付近をふらふら歩いていて、通りかかったシャンテ・シネの上映スケジュールを見たら10分後に上映開始というので飛び込みました。
慌てていたのでチケット売り場で「イントゥーザワールドひとつ」と言ってしまい、あらら……
ショーン・ペン監督の『イントゥ・ザ・ワイルド』
観終わった後に、詩人になったような気持ちになりました。
ショーン・ペンは好きでしたが、もっと好きになりました。
観ている最中に「ピュア」「孤高」という言葉が何度も浮かんできたのですが、上映後に買ったプログラムの中にも、その言葉が出てきました。
映画をつくる人ってすごいなあ、ショーン・ペンてすごいなあ、とすなおに感心。
キャストもスタッフもこの映画のすべてに好感を持ちました。
それにしても、ウィリアム・ハートの額を見るだけで目がうるんでくるのはなぜだろう。
名優はおでこだけでも演技するのですね。
DVDが出たら買ってしまうかも。
よかったらみなさんも観てみてください。
それで映画を観た後、うるんだ目のまま映画館の近くの「椿屋珈琲店日比谷離れ」という喫茶店へ。
私は実は、ひとりでお店でお茶を飲むということがあまりないのですが、映画の余韻が大きくてそのまま帰るにはさびしかったので。
日曜で混んでいましたが、雰囲気はよいお店でした。
その後、有楽町のガード下のお店などを眺めながら歩きました。
この人、なんて名前でしたっけ?
「蜂ブド」の下がなにか気になるでしょう(笑)
有楽コンコース。
次回はこういうお店に入ろう。
それでさっきのはなんと「蜂ブドー酒」。
へえ、蜂ブドー酒……あまいかも、と興味津々。
というわけで、ささやかな休日の楽しみでした。