書かなければならないものがあるのに、なかなか書けずに苦しんでいる。
こんな時期にパソコンが壊れ、ようやく新しいパソコンが使えるようになったところ。
モニターの調整で悩んだり、ワードの使い方で悩んだり、サポートセンターに電話をかけようとしたら、子機は使わないだろうと充電をしておらずフリーダイヤルが使えない携帯からかけたり、プリンターが古すぎてつなげずに新しいプリンターを買ったり、無駄な時間とお金ばかりを使っている。(涙)
新しいプリンターの賢さと仕事のきれいさには感心している。
詩のことはなるべく書かないと決めているのだけど。
詩を書く場所に雑多な感情や世間という感覚が流れ込むのを防ぐためだが、
つまりはできる限りそのような交通を遮断しておかないと
すぐに巻き込まれたり流されてしまうだろうという自分の弱さを自覚しているからでもある。
しばしばそのようなことで悩み、ひどく消耗するので。
でも、よいものはよいので、素直に割り切ればよいことである。
小池昌代さんと林浩平さんと吉田文憲さんが編者の
『やさしい現代詩』という自作朗読CD付きの本を買ったらとてもよかった。
朗読っていいな、と思えるよい朗読がぎっしりはいっている。
朗読ってマイクで声を拾うものなのかもしれない。
無理して声をはりあげたりせずに。
どの詩もとてもよく、どの詩人もとてもよい声である。
「西武線練馬映画劇場のおばあさんへ アミの手紙 古賀忠昭のために」
を聴いてすこし泣く。