職場で、もうじきお昼だなあと思い、仕事が一段落したので昼食をとった。
食べ終えて時計を見てみると、まだ11時半!
あらら、1時間まちがえて早く食事をとっちゃったと思ったけれど、
食べてしまったものはしょうがない。
(だいたい12時半過ぎに昼食をとることが多い)
でもなんとなく昼休み気分のまま過ごし、ふと時計を見るとまだ11時半。
???
時計が止まっていたのだった。
以来、職場の時計はまちがった時間をさしたままである。
電池を換えればよいのだけれど、掛け時計なので高いところにあって、
そのままにしてある。
最初見る度に、ああまちがってる時刻を指してるんだった、と思ったけれど、
時計があっていないことじたいに慣れてしまった。
だいたいの時間を見当つけて、今○時くらいかなと思って携帯で確認する。
(私は腕時計も持っていない)
大きくはずれることはない。
職場の掛け時計が止まっていても、一日はだいたいいつも通りに進むのである。
自宅のテレビも壊れかかっていて、時々電源が入らないので、
朝の正確な時計代わりにつけていたのだけれど仕方ない。
なにかのお返しでもらった電波時計は、3分くらい進んでいる。
電波時計がくるうって信じられなかったのだけど、
うるう時間?のようなものがあってそれに対応していないということだろうか?
よくわからないけどとにかく正確な時間からずれている。
朝ぎりぎりで出るわたしは、困ると言えば困るのだけど、
とにかく身の回りのものすべてが、少しずつ勝手な時間をさしている中で暮らしている。
少し進んだ時刻や遅れた時刻を見ながら、なんとなく見当つけて動いている。
いろんな性格の人がいてよしとするように、早かったり遅かったり、まったくずれていたり、
まあどうにかなるものなのである。
本は息子がプレゼントしてくれたポップアップ絵本。
すごくよくできていて、ひらく度に感心する。
喜びそうなツボをおさえられているのである。