土曜日、ポレポレ東中野へいくつもりだったが、上映にどうしても間に合わないし、
ここのところ調子が悪かったのであきらめる。
「母のいる場所」の上映と久田恵さんのトークイベントに行きたかった。
そのまま自宅に帰るも、食事を作る気力がなく、
夜コンビニに行く用事ができたので、そこで買ったおにぎりでまにあわせる。
日曜日の朝、食べ残したおにぎりを冷蔵庫から出して冷たいまま食べる。
横になっているのに、ひどく疲れていてとても休みたいと思う。
休みながらあれもしなきゃこれもしなきゃと考えるので休んだ気がしない。
夕方になってさすがにおなかが空いてきたのだけど、
自分になにを食べさせたらよいのかわからない。
そういえば……と思って、いただき物の鯖缶の写真を撮る。
写真を撮ってから食べようと思っていたのだった。
写真を撮っていると気がまぎれて、すこし元気が出てきた。
鯖缶いろいろあれども、これは八戸で水揚げされた鯖を使い
八戸で加工されたもの。
八戸で食べた魚はおいしかったな。
デザインもなかなか。真鯖の文字が美しい。
鯖缶ならば、あれを作ろう…とやる気が出てくる。
開けたのは青い水煮缶のほう。
まずは開けてみます。
おお!ぎっしり!
食欲をそそるおいしそうなにおい。
おいしそう!
まさに真っ正直に作っているかんじ。
(この写真を撮った後、我慢できずにそのまま食べてしまう)
箸置きも、青森の海でひろった貝殻。
奥は、青パパイヤ(宮古島産)と鯖缶の煮物。
青森と沖縄のコラボ!とちょっと興奮する。
残り物の青パパイヤを適当な大きさに切って、鯖缶を入れて煮ただけ。
お醤油を入れて煮て、最後に胡麻油と醤油を入れ、
やや強めの火で煮からめるようにすると魚のくさみが出ない。
青パパイヤは煮るとやはり果物のような甘い香りがする。
冬瓜や大根だとくせがないと思う。
人参と青パパイヤのサラダといっしょに。
この鯖缶はほんとにおいしいです。
そのまま食べるのが実は一番おいしい。
作りたかったのはこれです。
鯖缶を汁ごと入れてお醤油で味付けしただけのうどん。
鯖缶の出汁だけで十分おいしい。
実家では人が集まる時に必ず作っていたうどん。
冷麦くらいの平たい乾麺をゆで、一食分ごとにまるめておき、
丼に冷たいうどんの玉をいれ、あつあつの出汁をかけ、
薬味にネギをのせ出していた。
乾麺が無いので、冷蔵庫にあった讃岐うどんで、つけ麺にして。
母にこれが食べたいと言ったら、最近はそんなの作らないと言っていたけど、
お肉を入れた出汁よりずっとおいしいと思う。
いなかではカレーにも鯖缶を使っていたことがあった。
こんど作ってみよう。
前日の残り物で作った今夜の夕飯。
今夜は出汁で煮込んで、紫色の辛味大根をおろしたものをのせて。
茗荷や青紫蘇をのせたのだけど
薬味はネギだけのほうがあっているかもしれない。
鯖缶の旨味だけでおいしくできる、というのがいいところ。
うどんがあるとわかっていたのに、どうしてもご飯が食べたくて
買ってきたお寿司。
オリーブオイル+バルサミコ酢+醤油を混ぜたものを上からかけています。
お醤油だけだと塩辛いけど、これをかけるとまろやかでおいしくなります。
トマトと玉ねぎをヨーグルトと塩胡椒だけであえたサラダと
泡が消えてしまった麦酒……じゃなくて麦とホップ。
これだけ食べられればだいじょうぶと笑われそう。
簡単にまとめるつもりがながながとすみませんでした。
さらに次回予告。
さてこれはなんでしょう?