これはなんだかわかりますか?
?
?
これは……
これは青パパイヤ。
写真を撮った時間がちがうので、色もちがって見えますが。
宮古島のパパイヤです。
こんなに大きなものが届くと思っておらず、5個も注文してしまい、
ちょっとびっくり。
すでにパパイヤを使った料理の写真は何度も載せているので、
ほんとはこの写真を先に載せるはずだったのですが。
つぶつぶ嫌いの人がいたら、ごめんなさい。
竜王戦が気になる……(笑)。
ずっしり♪
それで『青いパパイヤの香り』を借りて観ました。
一時は一番好きな映画とまで言い、トラン・アン・ユンも大好きだと言っていたわりに、
ストーリーはほとんど忘れていました。
パパイヤを半分に切る音、切ったパパイヤをじっと見つめるムイの眼差し、
そういうみずみずしいイメージだけが残っていたのでした。
久しぶりに観ましたが、やはり大好きな映画でした。
けなげで働き者のちいさなムイが、割れた欠片で顔を隠して泣きだすのを見て、
一緒につい泣いてしまう。
トラン・ヌー・イェン・ケーが若くて美しい。
変わらない女優さんだと思っていたけど、この映画ではまだ少女っぽさも残っています。
印象的な料理の場面では、ニョクマムという調味料を多めに使っていて、
手際のよさに感心しながら興味深く観ました。
手のひらに青いパパイヤをのせ、とんとんと包丁で切り込みをいれてから
ささがきのようにそいで千切りをつくります。
実はこれやってみたのだけど、とてもむずかしくて根気がいりました。
映画では、刺身のつまのようにとても細く切っているのに感心しました。
こんどやってみよう。
したたり落ちるパパイヤの汁や、野菜の切り口や、庭の生き物を、
おとなになっても子供の頃と同じように見いる姿に、
これわかるなあと思ったのでした。
こういうところって、おとなになっても変わらない。
写真を撮っている時ってこんな気持ちです。
それにしても映画のパパイヤは、30センチくらい?
それで、青いパパイヤの香りって、うちにあるのは
香りのないキュウリのよう。
映画のようには感じないのですが、
木になっていないからでしょうか。
ベトナム行ってみたいです。