並んでるこれは……
初めて作った真鯛の押し寿司。
昆布は酢と砂糖と塩少々入れた中でやわらかくし、
水気を切ってから、塩を振っておいた真鯛をはさんで昆布締めに。
昆布をもどした甘酢は、寿司酢に。
間に新生姜の甘酢漬けをはさんでいます。
フキのひたし煮をそえて。
フキは茹でて皮を剥き、出汁にしろたまりと酒を入れて
一煮立ちさせたものを冷ましてから、ひたします。
花びらのように見えるのは、新生姜の赤いところ。
新生姜は、スライサーで薄切りにし、塩をふり、
煮立てた甘酢に漬けたもの。
熱が加わると、ほんのり薄紅に染まります。
実は、一番最初に押したのが、これです。
新生姜の甘酢漬けに赤ワインをいれて染め、
花びらを作ろうと思ったのですが花びら型が見あたらず、
ハサミで切ってみましたが柔らかくてうまく切れなかった。
おままごとのような出来になってしまいました。
添えているのは、菜の花の昆布茶あえ。
野菜も昆布締めにするらしいですが、もしかして
昆布茶であえたら似たようなもの?
おいなりさんも作りました。
実はこの歳まで、おいなりさんて作ったことがなかったので、
生まれて初めてのおいなりさんです。
しかも特大のおあげで作ったジャンボいなり。
1個でおなかいっぱい(笑)、次は小さいのをたくさん作ろう。
身近においなりさんの得意な人がいたので、自分では作らなかった。
その人の味に及ばず。
まだまだです。
フキとフキの葉の炒め煮。
鶏挽肉と油あげもいれて。
これも初めて食べた野菜。
わさび菜と言うらしいです。
細かなちりめん状の葉がきれい。
やわらかな緑の葉にひかれてつい手に取ったら、
同じように手にした人がお店の人に
どうやって食べるのかと尋ねる。
「生でも火を通しても」という簡単な返事。
生で食べるとつんとする辛みがありますが、
くせのない味。
ヨーグルトにマヨネーズ、マスタード、醤油、パルメザンチーズを混ぜた
ドレッシングであえて、和風シーザーサラダに。
醤油は入ったほうがあうように思います。
◇
日曜日、3日間で800枚以上撮った京都旅行の写真を整理しようと
思いながら、ほとんどできず。
歩きながら撮った写真ばかりで、ぶれているものも多いのだけど、
両親が写っていると、なかなか捨てられなくて数が減らない。
帰る日、サービスもあったのだろう、
母が「ピース」と言いながら写真に写る。
写真を見て笑ってしまう。
母よ、小指も立てたらピースではなく、まことちゃんのようです。