◆大好きな絵本の紹介から。
『赤ずきん』 矢川澄子・再話 / 飯野和好・絵 (教育画劇)
「いきますとも。あたし おばあちゃん だいすきだもの。
よりみちなんか しないで、ちゃんと とどけてあげるわ。
おばあちゃんに もらった、この 赤ずきんを かぶって」
(かわいー♡)
グリム童話の「赤ずきん」は誰でも知っているお話だと思いますが、
この絵本は、なんだかとっても元気になる赤ずきん。
絵もかわいい。
かりゅうどとおばあちゃんの顔がまたいいんですよねえ。
矢川澄子さんの文章ですが、これは絵を見てからお話を書いたのでは?
と思うくらい、絵にぴったりです。
ぜひ本物の絵本をご覧ください。
むふふ……と思わず笑ってしまうと思います。
とてもすてき♪おすすめです。
◆
宅配に入ってきたふきのとうで、しばらく前に作った「ばんけ味噌」。
故郷では、「ふきのとう」を「ばんけ」と言います。
塩と、重曹が無かったのでベーキングパウダーを入れて茹でたのですが、
これであく抜きになったのかどうかわかりません。
ふきのとうを入れてすぐに火を止め、しばらく置いて、
その後水を何度か換えながら、水にさらします。
ぎゅっと絞って、みじん切りにして、胡麻油で炒めて、
甜菜糖・みりん・味噌で味付け。ほんの少しお醤油も。
こんなものかなあと適当に作ったのですが、香りがよくておいしい。
◆
さて、今日の休日ごはんは。
残っていたばんけ味噌で
焼きおにぎり。
フライパンにうすく胡麻油をしいて、おにぎりを両面焼きます。
ばんけ味噌をぬって、もう一度焼きます。
焼いてもふきのとうの香りが残っておいしい。
○△だったんですけどね。
いただきものの長芋が残っていたので、そろそろ食べなければと
梅肉とわさび醤油で和えたもの。
これもいただきものの、板わかめをまぶして。
昔ながらの作り方をした梅干を買ったのですが、
ちょうどいい塩梅でほんとにおいしい。
長芋を食べきるためにもう一品、長芋のステーキ。
長芋は、まるめたアルミホイルでがしがし洗って、
皮ごと輪切りにします。
フライパンで両面じっくり焼きます。
カチョカヴァッロというチーズが固くなりかけていたので、
今日はそれをのせています。
わさび醤油をかけて。
青いものがなかったので、つけあわせは
ピーマンと裂きイカに酒と醤油をまぶして電子レンジにかけたもの。
これはぼんやりした味になってしまいました。
ピーマンは炒めるかグリルで焼いてから、
おかか醤油をかければよかったと反省。
油揚げのお味噌汁に、板わかめをちらして。
明るい時間に料理の写真を撮ると、休日だなあとしあわせな気がします。
この流れで夕飯はなんだと思いますか?
味噌汁をすこし濃いめにしておき、
残っていた長芋をすりおろして……
とろろ汁でした。
ああ、すり鉢買ったのに、また使うの忘れました。