土曜日は、朝も帰りも「ホリデー快速鎌倉号」というかわいい電車でした。
臨時便で、この連休中は運行するみたいです。
このまま鎌倉までという気分を抑え、出勤しました。
でも、あいにくの雨でしたね。
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しばらく忙しかったせいか倒れこむように寝てしまい、
夜中に寒くて目が覚め、風邪気味です。
家にいても、やらなければならないあれこれを考えてしまい、
のんびり休むことができないので、土曜日はなにもしないと決める。
微熱があったので、前日に作った塩納豆という納豆を入れた味噌汁と
成城石井のポテトサラダで簡単に夕飯をすませる。
それでずっと借りたままになっていた映画のDVDを観ました。
『しあわせのかおり』という映画です。
これいい映画だなあ。
やさしくて、清潔で、素直にたくさん泣きました。
おかげで熱も下がる。
「小上海飯店」というお店を舞台にした話です。
観終わって、よし、と思って冷蔵庫を開ける。
ああ、残念。
こんな時に限って、トマトも卵も無いのでした。
こんど挑戦しよう。
紹興酒も買ってこよう。
きっとわたしたち、ぎこちなくても懸命に誠実に生きている。
どうしてそんな気になったかは、映画をご覧くださいね。
ああ、仕事やめて金沢に行こうかな、とかなり本気で思う。
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ここ数年、9月には北鎌倉に行っています。
今年も行きました。
まだ色づかない実も混じるムラサキシキブ。
ホトトギス。
秋の花は、これからがよいかもしれません。
『しあわせのかおり』には、おいしそうな料理が出てきたので、
北鎌倉で食べたランチのことを。
北鎌倉の駅から、大船方面に向かうと、
こんな懐かしいポストがあったり、
こんな古い井戸があったり。
実は昨年から、娘といつか食べに行くことを約束していたお店に向かいます。
また鎌倉に行こうねと言いながら、すでに1年。
娘よ、かあちゃんは、先に食べに行ってしまいました。
ごめん。
近々いっしょに行きましょう。
写真をちょっとだけ。
古い日本映画に入り込んでしまったような佇まいの幻董庵です。
料理は旬のものを使い、丁寧で、心がこもっています。
お店の方もよい感じ。
これは、たしか菊花かぶ。
匙を入れると……
なんてきれい。そして美味しい。
デザートも。
自分では作れないプロの料理を堪能しました。
食に関わる場所とは、命に触れてくる場所でもあると思えたのでした。
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やさしい気持ちになる母子像。
今回も、白玉あんみつまでたどり着けず。
娘よ、次回はきっと食べましょう。