青森県立美術館の近くに(歩いて8~10分くらい?)
三内丸山遺跡があります。
遺跡内のシンボルとも言える、大型掘立柱。
これは、5月に撮った夕景。
これは、6月に撮ったもの。
根元にちいさな男の子が立っています。
間近で見上げても、遠くから見ても、
その大きさと力強さに圧倒されます。
(設置された説明用の看板より)
この復元建物は、縄文時代の中期後半(約4500年~4000年前)の
ものです。専門家の見解は、大きく建物説と非建物説に分かれています。
目的や用途も祭殿や宗教的な施設、物見櫓、灯台、魚の見張り台、
天文や季節の基準を知るための施設などとする見解がありますが、
現段階ではよく分かっておらず、三内丸山遺跡の大きな謎のひとつと
なっています。
復元された大型竪穴住居。
中に入りますよ。
中はひろびろとしています。
パンフレットによると、
集会所、共同作業所、冬期間の共同家屋などの説が
あるようです。
復元された竪穴住居がいくつもあります。
これは、樹皮葺住居でしょうか。
土葺住居。
なんとなく宮崎駿の世界を連想します。
竪穴住居跡は、これまでに550棟以上見つかっているそうです。
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発掘された土器などを多数展示している「縄文時遊館」の
さんまるミュージアムへ。
館内での写真撮影は自由とのことでしたので、中で撮った数枚を。
これは、「ヒスイ製大珠」
十字型の土偶がたくさんみつかっています。
縄文時代中期の「ミニチュア土器」
おままごとに?と思ってしまったのですが、祭祀に使われていたのではと
考えられているようです。
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展示数が多いばかりではなく、建物内の展示のセンスもよく楽しめます。
盛土の土層展示など、発掘してから展示するまでの技術にも感心しました。
館内の「れすとらん五千年の星」では食事もできます。
古代米に砕いた栗が入ったご飯のついた貝焼き定食。
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日曜日に渋谷アップリンクで、映画『100,000年後の安全』を観ました。
先にそれについて書きたかったのですが、それはまた。
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