きのうは、節分でしたね。
帰ってきたら、アパートの階段に、豆がたくさん
こぼれていて(多すぎ!(笑))、微笑ましい気持ちになりました。
同じ階の小学生の男の子がまいたのでしょう。
鬼が去って、福がやってくるというなら、今年はなんでもやりますとも、
という気持ちに。
買い物に行ったついでに大豆を探していたら、
落花生を見つけ、つい買ってしまいました。
実家では、大豆のかわりに落花生をまいていたような?
炒り大豆は、小学校の頃は、鬼のお面といっしょに
学校でもらって帰ったような記憶があります。
うろ覚えですが、升に豆を入れ、柊、スルメ、昆布、お神酒など
たくさんのお供え物を用意し、一家の主が、畏まって祝詞を
唱えた後に、豆まきをしてまわりました。
座敷に家族がそろって並び、神聖で、しかもわくわくする行事でした。
父が頼もしく見え、浄められた部屋で、幼い胸に、清々しい空気を
深く吸い込んだ記憶があります。
買うつもりはなかったのですが、成城石井で恵方巻も買ってしまいました。
東京赤坂豊川稲荷別院祈願之海苔使用の特製節分恵方巻。
「心願成就。開運満足。病気平癒」
これを読んだら、手がのびてしまうでしょう。
手前は頂き物の、茗荷を林檎酢と蜂蜜で漬けたもの。
おいしい
酸味もまろやかで、わたしが作ったものより、はるかにおいしいです。
うーん、わたしに足りないのは、きっと甘さですね。
右は、たたき牛蒡の赤ワイン煮。
そぼろタイプの大豆たんぱくと一緒に炒めてから、
赤ワイン、醤油、味醂、生姜を入れ、甘辛く煮からめています。
さて、今年の恵方ですが、北北西とのこと。
それってどっちを向けば?
アイフォンのアプリのコンパスが、初めて役に立ちました。
お神酒はいつも卵酒だったのです。
それで、卵酒つくりました。
鍋にお酒とお砂糖(わたしは甜菜糖を入れました)を入れ、沸かします。
生姜をすりおろして、鍋に入れます。
といておいた卵にお酒を少しずつ加えながらかき混ぜ、
それを繰り返して全部混ぜます。
できあがり♪
電子レンジを使う方法もあるようですが、手間は変わらないので
あえて鍋にしたのですが、出来上がりがちょっとぬるかったので、
結局20秒くらいレンジであたためました。
上出来!おいしい♪
実は、ここのところ風邪で体中が痛かったのです。
とくに喉が。
卵酒、効きました、ほんとに。
毎日飲みたいくらいです(笑)。
左手前は、三つ葉とアオサのスープ。
ちゃんと豆まきしましたよ。
病気も悪い鬼も去って、福がやってきますように。
自分の年+1の豆(落花生でしたが)を食べるのが
なかなかきつかったです。
青梗菜の糠漬け。
外側の大きな葉は、ほかの料理に使ったので、
内側の小さなところを糠漬けに。
おお!これもまたおいしいです。
体調が戻ると、料理をする気も食欲も出ますね。
だいぶよくなったようです。