手のひらに乗る坊っちゃんかぼちゃを見かけると、
その姿のまま食卓に出す料理を作りたくなってしまいますよね。
はい、作りましたよ。
お皿に出してみます。
あらら、割れちゃった。
これまでは、電子レンジで加熱してから切っていたのですが、
今回は、生のまま蓋になる部分を切り落として、
中をくり抜き、根菜と挽肉の餡を詰めています。
蓮根、筍、人参、椎茸、玉葱など、思いついた野菜を
粗く刻んで、卵、挽肉とあわせて、醤油と酒で味付け。
ストウブに少し水を張って、オーブンで蒸し焼きに。
蓋をとると、こんな感じです。
銀杏をいただいたので、それも入れています。
実は、作った日に体調が悪くて食べられず、これは翌日。
ですから、ちょっとひんやりした感じで写っています。
ほんとうは、餡がもっとジューシーです。
まるまる一個はさすがに食べきれないので、
切ってから、温めて食べました。
残ったかぼちゃは、先日のカリフラワーと白い野菜のスープをかけて、
ほかの残り物も入れて、チーズをのせてグラタンに。
タバスコをふると、かぼちゃの甘みも引き立ち、美味しいです。
さて、いただきものの銀杏があるので、中華風の炊き込み御飯に。
かぼちゃに詰めた餡の材料で、ほんとうは中華まんを作ろうと
思っていたのですが、くじけて、とりあえず炒めておきました。
お米に、その根菜たっぷりのそぼろを入れて炊きました。
鶏肉もちょっと入っています。
中華ちまきのような味にしたかったので、いつもは白たまりを
使うのですが、これはお醤油と酒だけを入れています。
炊きあがったら、粗挽きの黒胡椒をかなり多めにふってから、
火を通した銀杏を混ぜ合わせています。
お好みですが、黒胡椒を効かせると、美味しくなります。
器によそった感じと、上にのせたパクチーの雰囲気があいませんが
(しかも山盛りすぎました)、パクチーをのせたくなる味です。
銀杏は、ひとつひとつ殻にひびをいれてあるものをいただきました。
封筒に入れて、電子レンジで1分くらいでいいよ、と教えてもらい
そのとおりに。
これまで火を通しすぎて、破裂していたのですが、
1分で止めると、全部つやつやのままです。
「今の時期だと、青くてきれいだよ。遅いとだんだん黄色くなるからね」
翡翠色の銀杏、きれいでしょう。