なんだか無性に筑前煮が食べたくなって、久しぶりに作りました。
牛蒡、人参、蓮根、筍、椎茸、蒟蒻、鶏肉。
野菜は、ほとんど皮付きです。
胡麻油で炒めて、少なめのお出汁で煮て、てん菜糖と味醂と
醤油で味つけするだけなのに、根菜の相乗効果?
筑前煮って、おいしいですよね。
(作り方ちがったらごめんなさい)
息子が子どもの頃、これが好きでした。
根菜が食べたくなったら、まずはこれですね。
これも久しぶりに作った、もつ煮です。
豚もつは、ヨーグルトをもみこんでしばらく置きます。
臭みが抜けて柔らかくなると思って、わたしはいつもこうするのですが、
いつも行くお肉屋さんのもつは、下処理がいいのか、臭みがほとんどないのです。
ですが、洗ってから、2度ゆでこぼします。
もつと出汁を入れて、圧力鍋で10分くらい。
その間に野菜を用意します。
今回は、牛蒡、人参のほかに、里芋、白菜、南瓜を入れています。
ほかに、生姜を皮付きのまま繊切りにしたものをたっぷりと、
下ゆでした蒟蒻。
自然放置して圧が抜けてから、野菜を入れてまた圧力鍋にかけた
のですが、うっかり時間が長過ぎて、南瓜がとろとろに。
1分でよかったなあ。
まあ、これはこれでよいことにしましょう。
酒と味噌で味をつけ、醤油で加減。
仕上げにネギをたくさん入れて、七味をふりました。
ほんとは一味が好きなんですけど、なかったのです。
娘が風邪が治らないというので、たくさん作ってあげました。
ジップロックに入れて持っていったら、
「カレー?」
あら、ごめん、南瓜がとけちゃって、こんな色なのよ。
「もつ、好きだよー」
野菜が多すぎて、もつ煮というよりも、豚汁のようです。
南瓜を入れたので、そうそう、ほうとうのような味ですね。
それで、翌日は、もつ煮込みうどんに。
またしても、あふれそうなほど汁を入れてしまいました。
具を選んで入れているうちに、ついつい嵩が増えてしまったのでした。
その翌日は、お出汁を足して、もつ汁にして、お昼のお弁当になりました。
野菜の種類が多いと、つい作りすぎちゃうんですよね、
でも、あたたまりました。