今年も、牡蠣のオイル漬けを作りました。
牡蠣をフライパンでから煎りして水分を飛ばしてから、味をつけます。
今回は、生姜の繊切り、紹興酒と醤油とオイスターソースを入れ、
煮詰めてからめています。
味付けはお好みで。
粗熱がとれたら瓶などにつめ、オイルをかぶるくらい入れてから、
冷蔵庫で保存します。
オイルは、わたしはオリーブオイルを使うのですが、
サラダ油だと冷蔵庫に入れても固まらないと思います。
オイルは、パンにつけたり、ほかの料理に使ったりできますよ。
オリーブオイルだと固まってしまうのですが、
最近は、フライパンに取り出し、その中でオイルをとかしています。
その後、それを炒め物に使えば、オイルを無駄なく使えるでしょう。
『dancyu』に「牡蠣のフリッタータ」というレシピが載っていたので、
それを作ろうと思ったのですが、牡蠣を全部オイル漬けに使ってしまい、
かに玉ならぬ牡蠣玉風のものになりました。
生の牡蠣がないので、オイル漬けにした牡蠣とブロッコリーを
刻んで卵に入れ、ニラと小さめの角切りにした豆腐も入れています。
といた卵は、出汁少々としろたまりで味付け。
フライパンに流し入れ、ふんわりかき混ぜたら蓋をして両面焼きます。
牡蠣のオイル漬けを作った時に鍋はだにこびりついた旨味を、
紹興酒とお湯で溶かして、醤油とオイスターソースと酢を入れて
少し煮詰め、水溶き片栗粉を入れて作ったあんをかけました。
牡蠣を炒めた鍋で作ったものを、もう一品。
白滝の炒め物。
これは、お肉も入れていますが、白滝を炒めて
酒と醤油と胡椒で味付けしただけです。
こんにゃく、とくに白滝が大好きでよく作ります。
ご飯にのせても混ぜても美味しいです。
◆
給湯器は、明日ようやく交換してもらえる予定です。
気温が低いとお湯の温度も低いままで、やかんで沸かした
お湯を用意しても濡れると寒い。
それで、電車で一駅、駅から歩ける距離にある銭湯を
ようやく見つけました。
そこのお湯がよくて、出不精のわたしが毎日でも通いたいと思うほど。
お湯の温度も好みです。
電気風呂なるものも、初めて体験。
見知らぬ人に「お先に」と声をかけられたり、「おやすみなさい」と
すれちがったり、人情も感じられます。
軟水が肌にいいのですね。
「超」がつくほど過敏肌のわたしが、軟水だと肌の荒れも痛みも
おさまるのです。(かゆいのではなく、痛い)
もうどんなにいろんな化粧品を試しては捨てたことか……(泣)
そういえば、自宅の水があわないような気はしていたのですが、
ほんとうに水があわなかったのですね。
カルキ抜きのシャワーヘッドなどもつけているのですが。
やっと長年の肌のトラブルから解放されるかもしれません。
給湯器が壊れたことも、幸運に思えるほどです。
解決方法は見つかったけれど、さて毎日銭湯に通うか、
それとも軟水器なるものを買うか……。
銭湯の幸福感を知ってしまったら、自宅のお風呂には入れないくらい
ですが、顔は自宅でも洗うわけですし……。
銭湯にお嫁に…、いや住み込みたいくらいです(笑)。
銭湯はいいのですが、仕事が終わってから銭湯に向かうと、
帰宅がさらに遅くなってしまいます。
焼き鳥を焼いている前を通りかかったので、たまには買って帰ろう。
銭湯帰りに知らない町を歩いているという楽しさもあります。
気さくな焼鳥屋のおじさんと、立ち話。
おじさんの半生を聞きながら、洗ったばかりの髪は煙にいぶされ(笑)、
買った焼き鳥は冷えてゆくも、心はあたたかい。
40年間、睡眠時間は5時間で、座ることなく立ちっぱなしだったそう。
最近、足が痛むので、早く閉めるようになったとのこと。
それでもにこにこと孫の話をしながら、楽しそうに働いている。
町の人はなんて優しくてまじめなんだろう。
お体をたいせつにと言って帰ってくる。
こんな寒い時期に自宅のお風呂が使えず困ったけれど、
おかげでよい経験もできました。
人生そんなふうになっているのかもしれませんね。
◆
このブログの会社が変わるらしく、ビジネス向けの有料プランに
なるらしいのですが、それが個人には(わたしには)高額で、
ここで継続はできません。
やめても誰も困らないと思うので、どうしようかなと考えています。
なんとなく続いてきたものに、いろいろ変化が起こっているところ。
いっそ全部やめてしまおうかという出直し気分もふつふつ。
失って困るものって、ほんとうはそんなにないのかもしれません。
いちおう、ブログの移行も検討中ですが、技術的に期限まで
間に合うかどうか……?
いろいろ先の見えないことばかりですが、この「銀葉の舟」に
関しては、決まったらお知らせします。
(追記)
*日本語によるサービスがなくなり、管理画面が英語になるものの、
個人での契約は継続できるみたいです。しばらくは、ここで様子を
見るかもしれません。