長雨を言い訳に家のまわりの植物を茂り放題にしていたら、
前へ進めないくらいの草むらになってしまいました。
その上、オカワカメは壁を這い上がり、屋根まで到達。
つるバラの枝にまで陣地を広げ、ドーム状になっていたのを、
最近ようやく蔓をひきずりおろして整理しました。
蔓に覆われて気づかなかったのですが、なんと柳葉のミモザが
咲いていました。
レモンイエローの薄い花色も、優しくてほっとします。
ずっと日陰だったところには、ホスタ(ギボウシ)の花が
咲いていました。
日陰に強いとはいっても、けなげで愛おしい。
さて、これはなんでしょう?
シチリアでは、トゥナと言うらしい。
ウチワサボテンの実です。
5月に撮った写真がこちらです。
初めて花が咲いて、初めて実ができて、1個だけ収穫できました。
半分に切ってみました。
真ん中が黒ずんで、食べごろすぎちゃったかも。
さて、どんな味かな。食べてみます。
ほんのりした甘みがありますが、小さな種がたくさんあって味は薄いです。
甘みの無い水っぽい柿のようなかんじです。
もっと早い時期に食べたらもっと美味しかったのかしらと思いましたが、
こんなもののようです。
美味しいというほどではありませんが、不味いというわけでもありません(笑)。
一見棘は無いように見えますが、皮には小さな棘がたくさんあるので、
シチリアでは先に皮を剥いてから食べるようです。
実は、唇に棘が刺さって細くて抜けずに慌てました。
もし来年も実ができたら、今度は時期を逃さず収穫しようと思います。
蓮根の挟み焼きのお弁当。
蓮根は薄めに切って片栗粉をまぶし、鶏肉と豚肉と蓮根の皮、茸、片栗粉、
卵、塩、酒、オイスターソースなどを入れてフードプロセッサーにかけた
ものを挟んで焼いています。
蓮根は厚切りにすると食べごたえがあって美味しいのですが、食べやすさを
優先して薄めにしました。
味がついていますが、お弁当用には、砂糖と味醂と醤油をからめています。
断面を見せたほうがきれいなのですが、押し込んで詰めてしまいました。
炒飯は、チャプチェの残りを汁ごと混ぜ込んでいます。
毎日同じようなものを詰めているので、いつも同じに見えるかも。
ずっと不調で、いろんなことが思うようにできなくて、もどかしかったり
気が滅入ったり。
以前の動画を見ていたら、誰もがマスクもせずに笑ったり話したりしていて、
つい最近まで私たちはそんなふうに暮らしていたのだと思わず見入ってしまった
のでした。
不安も抱かずに電車で出かけ、映画を観たり、食事をしたり、人に会ったり。
私たちはなんて素敵な世界に住んでいたんだろう。
きっと今もこの世界に満ちている素敵なものを、大切にしようと思います。