ここしばらくピザとシーザーサラダにこっていた。
生地にチーズをのせて焼き、その上にサラダを盛り付けたサラダピザが
むしょうに食べたかったので。
数枚分の生地をこねて、冷蔵庫に小分けしてあった。
ところがさすがに連日では飽きてしまい、生地は冷蔵庫で寝たままだった。
さて、どうしよう?
ピザ生地で作れるピザでないもの……。
では、ドゥ(dough)でメン(麺)はどうだろう?!
われながらその思いつきに感心する(笑)。
誰かのために作るという責任が無いと、こわいもの知らずでわりと大胆な挑戦ができる。
それで、ピザ生地を延ばして細切りにし、手打ちうどん風のものを作る。
それを茹でて食べてみると、ふむ、イースト菌の風味は感じるものの、うどんである。
(とうぜんと言えばとうぜんなのだが)
水にさらし、大根おろし、グリルで焼いて短冊に切った油揚げ、
ミョウガ、青しそ、青ネギをちらし、冷やしたつゆをかけた上から、柚子酢をかける。
(レモンをぎゅっとしぼってもおいしい)
失敗したパン生地でピザを作るというのはよく聞くが、
残ったピザ生地でうどんというのもなかなかである。
(ほんとにちゃんと食べられます。お試しあれ)
(一人でなければ、ピザとして食べきってしまうだろうけれども)
これは、そのうどんではなく、ほぼ同じものをのせた「ウルイのサラダ」。
(ウルイってギボウシの仲間なのですね。初めて食べました)
(写真撮るの忘れましたが、すっきりと伸びた茎が美しい山菜です)
ウルイの根元の白い部分をスライスして、大根おろしとぱりっと焼いた油揚げ、
刻んだミョウガや青シソをのせて、これは青シソドレッシングと柚子酢をかけている。
食べる時に混ぜるから、大根おろしドレッシング和えという感じ。
(絵的にあまり変わってない……)
今こっているのが、この大根おろしと焼き油揚げのアレンジ。
(大根おろしと油揚げだけでもじゅうぶんおいしい)
野菜やお肉やパスタ、いろんなものにのせたり和えたりして食べている。
大根は、宅配の荷物に数回続くとさすがに食べきれない。
でも大根おろしにすると一度に5センチくらいは食べられる。
それも毎食でも食べられる。たぶん。(笑)
ウルイはしゃきしゃきしていて味に癖がない。
もう1品は甘い新タマネギと炒めものに。
卵はふんわり炒めて鍋から取り出しておき、新タマネギを炒めて軽く塩コショウをする。
青味がきれいに残るようにウルイをさっとあわせるくらいに火を通し、
卵を戻して醤油をひとまわし。
↓おまけ。
これは暖かくなった今でも活躍している電気湯たんぽ。
20分くらいコンセントに差し込むとあたたまり、長時間あたたかさが持続する優れもの。
娘が使っているのをうらやましがったら、プレゼントしてくれた。
さすがに今の季節、湯たんぽとしては使わないけれど、
なんとイースト生地の醗酵に活躍中!
発酵モードのついたものを持っておらず、鍋にお湯を張った上にボールをのせたり
温度調節に苦労していたのだが、湯たんぽはちょうどよい温度♪
ボールをのせて、フリースでくるんで保温・醗酵している。
実はピザもパンもいまだに究めることができず、これを使って修行に励もうと思っている。
まずは自分のアイデアをほめてあげたい。
独り暮らしとは、自分で自分をほめ、励ましつつ暮らすことなのである。