蕪と、蕪にそっくりのまるい黒大根があったので、
いっしょにくりぬいて、詰め物をして蒸してみました。
こちらは、蕪です。
先に、昆布と鰹でお出汁をとって、白たまり、お醤油、
酒少々で味をつけておきます。
詰めたのは、油あげ、椎茸、人参を粗みじんに刻んで、
葛粉、卵、味のついたお出汁を少し入れて混ぜたもの。
蕪は、上部を落として、まるく一周包丁を入れてから、
スプーンでくりぬきます。
詰め物をいれて、圧力鍋で蒸しました。
こちらは、まるい黒大根ですよ。
同じようにくりぬくのですが、身が締まって包丁の先が
なかなかはいらないので、電子レンジであらかじめ
加熱してからくり抜きました。
しあげに、熱いお出汁のなかで泳がせた三つ葉をのせて、
お出汁に葛粉をといて作ったあんをかけています。
器に入れて、すこし出汁をはって蒸したのですが、
蕪も黒大根も、皮がすこし気になるかも。
でも、黒大根のこの色、剥いちゃったら、残念でしょう。
おいしいところですし。
ですから皮つきのまま蒸したのですが、
お鍋でことこと煮てもよかったのかもと考えています。
油あげと椎茸の旨味がしみて、どちらもおいしいです。
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1月24日は、毎年、大好きだった居酒屋の店主を偲んで、
日本酒を飲みます。
それで、日本酒にあうものを作ろうと思いながら、
寒くて結局、黒米入りのチーズリゾットに。
時間が無くて、スープはコンソメで作りました。
スライスして酢漬けにしておいた玉ねぎも入れ、
仕上げにチーズを入れます。
リゾットには、いつもオリーブオイルとバルサミコ酢とお醤油を
混ぜたものをかけるので、コンソメは少なめにして塩分を抑えます。
青みは、春菊とセリですが、洋風でもあうんですよ。
毎年、この日は寒いのかも。
日本酒にはどうかなあと思いながら、
毎年リゾットや雑炊を作っているような気がするんですよね。
まあいいですよね、と見えない人に話しかけながら、
あわてて作ったご飯で、しみじみ飲むのです。
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先週からちょっと風邪気味。
皆さまも、ご自愛ください。