休暇前に、あれもしようこれもしようと考えていたことの一つに、
餃子をお腹いっぱい食べようというのがあって(笑)
それだけは実現しました。
材料を大量に買い込んでいたので、作らないわけにいかなかった
というのが、ほんとのところです。
よし、じゃあ今日は餃子つくるぞーと思い立ったところで、
お腹が空いていることに気づき、買いすぎた餃子の皮を見て
まずはかんたんなものと作ったのがこれです。
オーブンのなか、見えにくいかもしれませんね。
餃子の皮のピザですよ。
1枚と2枚で試したのですが、皮は2枚使ったほうが
パリッと焼き上がります。
これは、モッツァレラチーズを中に挟んで、
皮を水で濡らしてあわせています。
縁をフォークで押さえてひだをつけました。
1枚の方は、チーズを上にのせたのですが、
皮が柔らかくなってしまいます。
オリーブオイルを塗って、薄切りの玉葱、バジル、
ちょっとボリュームがほしかったのでウインナー、
あらら……トマトソース塗るの忘れたけど上にのせちゃえ
ということで、180度のオーブンで8分くらい焼きました。
レタスの繊切りにぎゅっとレモンをしぼって……
はい、こんなふうにラップサラダのようにして食べますよ。
簡単なサラダピザですね。
ほんとうは、ピタパンを焼こうと思ったのですが、
これならお腹がすいてても、すぐに食べられます。
トマトソースは、瓶入りの粗漉しトマトに、玉葱と
ニンニクのみじん切りを入れて煮詰め、オリーブオイル、
ローリエ、欧風だし少しと塩を入れてしばらく煮込みます。
かんたんにできて、なんにでも使えるトマトソースです。
「欧風だし」というのは、動物性のエキスや化学調味料を
使わずに、野菜の旨味で仕上げたスープの素です。
顆粒状ですので、量の調節がききますし、くせがなく
野菜の滋味たっぷりという感じで美味しいのです。
夏のスープ餃子。
お湯を沸かして、先ほどの欧風だしの素を少し入れ、餃子を茹でます。
エビ餃子も作ろうと買っておいたエビのこと、すっかり
忘れていて、酒蒸しにしてスープの中に入れました。
細いホワイトアスパラを茹でたものも入れ、
しろたまりと胡椒で味をととのえます。
最後に小さなキューブ状に切ったトマトを入れて火をとめます。
上にのせたのは、スープセロリというハーブ。
イタリアンパセリのようですが、ちゃんとセロリの香りがします。
おろし生姜をのせて。
夏の熱いスープ餃子、トマトの酸味でさっぱりと食べられます。
もちろん、普通の餃子も作りました。
ちょっと皮がやぶれちゃったけど。
たっぷりの茹でたキャベツと、茗荷を入れています。
ニラは入れますが、ニンニクは入っていません。
たれは、辛子酢醤油に胡麻油をたらしたもので。
おろし生姜も入れています。
餃子を食べていると、わたしは餃子が好きなのか、
辛子酢醤油が好きなのかわからなくなります。
辛子酢醤油で餃子を食べるのが美味しいのだとは思いますが。
*
休暇中、写真を整理していたのですが、そのソフトに
顔を認識する機能があるのです。
最初の頃に、何人かの人を登録してありました。
久しぶりにひらいたら、登録した写真の下に、
「○○は、下の写真にも写っているようです」と
勝手にソフトが検出した、その人と思われる写真が並んでいました。
もちろん、ソフトが勘違いすることも多いわけで。
娘の写真のなかにわたしの写真が混じっていたのには、
ふーん、親子だからやはり似ているのかなあと感心し、
息子の写真の中に娘の写真が混じっていたのには、
へー、兄妹ってわかるんだ……と妙に感心しました。
それで次々に見ていったら、ある人の写真のところで、
「○○は、下の写真にも写っているようです」とあったのが
はい、このお顔ですよ。
えー?!と、石像の顔を認識したことに驚きつつも感心しました。
おそれおおくも、似ていると言えば似ている。
まちがっているけれど、すごいぞ顔認識、
なんてすてきな勘違いなんだ!
と驚いたり、感心したり、笑ってしまったり(すみません)。
休暇中、時々ひらいては、ほのぼのとした気持ちになったのでした。
ちなみに何枚も登録して、のびちゃんの特徴を
ソフトに教え込もうとしても、1枚も検出してくれません。