与論島に住むアーティストたちで発行している冊子「かなしゃ」展、
中野ブロードウェイ内のHidari Zingaro(3階)、Oz Zingaro(4階)、
Kaikai Zingaro(2階)で、19日(月)まで開催中です。
冊子に参加しているアーティストたちの、絵や写真、オブジェが
展示されています。
「かなしゃ」1〜3号も、購入できます。
「かなしゃ」の想い
「かなしゃ」は奄美地方の方言です。人を送る離別の寂しさ、
家族との死別の哀しみなど、胸深くしみわたる切ないまでの
哀しさには、人を慕い敬う、恋しくて懐かしい愛情があふれて
います。地理的な自然環境の過酷さ、圧政に翻弄されてきた
民の歴史から醸成された情感でしょうか。なにかポルトガルの
ファドの底流にある「サウダージ」という海から帰らぬ夫への
哀惜と恋しさを表す情念に通ずるのではないかと思います。
(「かなしゃ展」のお知らせより)
この夏に出た「かなしゃ」3号を、紹介させてもらった記事はこちら☆