確定申告のために、横須賀税務署へ。
署内の階段でとぐろを巻くような長い行列でしたが、
受付から提出までスムーズに流れ、思ったよりも早く終えることができました。
出たのが昼過ぎだったので、おなかがすいたまま、うろうろ。
街を探索しながら、よいお店が見つかったら入ろう。
ふいに現われたこのお屋敷は?と思ったら
「葉山茶屋 鳥ぎん」というお店で、価格も良心的。
そこでランチを食べました。
塩そばにそぼろご飯のセットにしたので、軟骨つくねをたれで追加。
とても美味しかった。
煙も調味料という感じで、燻された風味と甘過ぎないたれが絶妙でした。
次に行ったら、焼き鳥丼にしようと思います。
駅を探して歩いていたら、雰囲気のよい通りに。
ちいさな居酒屋やスナックが並んでいます。
お店の名前を見るだけでもなんだかいやされます。
電線がからみあいそうなくらい、たくさんのお店がひしめきあっています。
よい感じだなあ。
思わずカメラを出して写真を撮りながら歩いていると、
後ろから通りかかった人が
「このお店がこの辺で一番古いお店だよ」
え、そうなんですか、ありがとうございます。
「今もママが元気にやっているよ」
ここは、そういう長くやっているお店が多い通りだったんですね。
しかも、道が真っすぐではなくて、曲がっているので
迷い込んでしまったように錯覚します。
振り返るとこんなふう。
ポップな色があふれているのですが、懐かしさで統一感があります。
出口が見えないので、不思議さが増します。
仕事帰りの人は、明かりのついたこの通りを
なじみのお店目指して歩くんだろうなあ。
看板の文字も、それぞれ味わい深いものがあります。
ひさしには、魔女宅っぽいかわいいサタン。
出口が見えてきました。
ここは、「若松マーケット」という通りだったのですね。
ほら、通りの向こうには大きなビルが建ち並んでいるんですよ。
ここだけ時間が止まったような、ほっとする町並み。
見上げると、色っぽくてかわいいイラストの女性が
「あんたも好きねえ。」とつぶやいています。
そして「横須賀ブラジャーが飲める街」という文字が。
横須賀ブラジャーって?
種明かしをしちゃうと残念かもしれませんが、
ブランデーをジンジャーエールで割ったご当地カクテルとのこと。
お酒を飲むにはちょっと早い時間帯でした。
次は、お店に灯がともる時間に歩いてみたいと思います。
(今回はちょっと大きめのサイズでひらきますので、
よろしければ画像をクリックしてみてくださいね)
再就職たいへんそうと思っていたけれど、
こんなに懐かしい雰囲気の街でなら、
仕事見つかるかもしれません、とちょっと元気が出ました。