銀葉の舟

がんばるぞーコロッケ

 

ひさしぶりの揚げ物。

 

 

 

洋食屋さんふうに。

「がんばるぞーコロッケ」でございます^^。

 

 

 

「がんばるぞーコロッケ」……じつは、「サツマイモとガルバンゾーのコロッケ」でした。

サツマイモは皮ごとゆでて、皮ごとあらくつぶします。

ガルバンゾーはゆでたもの。

鶏挽肉と長ネギを炒め、作り置きのクリームソースを入れて豆乳でのばします。

サツマイモが甘いので、玉葱ではなく長ネギにしています。

塩・胡椒で味を調えたところに、サツマイモとガルバンゾーを加え、

まるめて小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げます。

14㎝のストウブだと１個ずつしか揚げられないのですが、

一人分を作るには便利です。

コロッケの残りは冷凍に。

ストウブに入れてオイルをかけて、蓋なしでオーブンへ。

２４０度くらいの高温で焼くとほぼ揚げ物ができあがります。

 

 

 

右端は、ライスコロッケ。

コロッケを作ったフライパンに残った少量のクリームソースに

ご飯を入れてチーズを混ぜています。

 

 

 

 

清水屋ケチャップ。

ケチャップ好きです。

国産初のトマトケチャップの復刻版という瓶のラベルもよい感じです。

 

 

 

つけあわせは、人参と春菊のサラダ。

春菊はやわらかい若い葉を使います。

オリーブオイルと塩、胡椒、レモン汁、ディルシード、

すりおろしたレモンの皮も入れてさわやかに。

 

がんばるそー。

 

ヒメオドリコソウとホトケノザ

 

今日３月２５日はたしか、八戸の豊島和子さんのご命日のはず。

庭のヒメオドリコソウとホトケノザとミントを摘んできて活けました。

 

 

 

だいぶ春らしくなって、あたたかな今日。

てんとう虫もやってきました。

きのう誕生日だった福島生まれの若い友だちのことも思います。

 

東日本大震災と原子力発電所の事故という受け容れがたい現実、

とりかえしのつかない悲しみと混乱のなかで

静かに天に召された豊島和子さん。

 

無傷でなにかを言うのはためらわれるけれども、

大きな痛手を負った海辺の町と、

海岸線でつながっていると思いながら暮らしています。

 

 

 

昨年の夏、種差海岸の白浜から鮫まで歩きました。

 

イタコマイマイ石

 

帰ってから八戸でいただいた新聞をひらいてみると、

偶然にも「イタコマイマイ石」について書かれた記事が載っていました。

岩の一つ一つに名前があることもそれを読んで知りました。

この岩の上でイタコが舞を踊ったと言います。

 

病いから立ち上がり、舞いつづけた人。

「セラーン＝天泣」とは、豊島和子さんの舞踊のタイトルです。

そういえば、白浜海水浴場ちかくの松林を透かして

海を眺めながら歩いていると、青天から雨が落ちてきたのでした。

 

 

 

 

ヒメオドリコソウとホトケノザはよく似ています。

ミントの葉に似ているのがヒメオドリコソウ。

丸い台座のような葉がホトケノザ。

 

 

 

踊り子は、ホトケノザの丸いステージで舞っていました。

 

 

 

 

 

 

 

大根料理あれこれ

久しぶりに、切り干し大根。

干し野菜用の網を下げる場所がなくて、ガーデンラックの上に。

切り干し大根用の千切り器も持っているのですが、

うまく使えず包丁で切りました。

食べる時には、このくらいの長さのほうがいいのです。

 

 

こちらはスライサーで薄切りにしたもの。

晴れて気持ちのよい日にお日様にあてて……

とのんきにしていたら、いつのまにか風が強くなっていて、

春一番に半分くらい持っていかれました（泣）。

 

 

切り干し大根のサラダですが、ラー油で和えています。

ラー油、梅酢、米酢、いりごま、鰹節。

梅肉をのせて。

 

 

三浦大根のツナサラダ。

水分が多くてくせがないので、少し塩をふってから、

ツナとマヨネーズに胡麻油と米酢と醤油少々を混ぜたもので和えています。

大根のツナサラダはよく作ると思いますが、

食感がよくてみずみずしい三浦大根だとまた別のおいしさです。

 

 

三浦大根の蒸し焼き。

これはベーコンと一緒に、水でぬらしてオイルをふきかけたストウブに入れて

オーブンで蒸し焼きにしただけです。

２００度１５分その後１５分くらい放置してまだちょっと硬かったので

再度火を入れたと思います。

塩胡椒だけで食べたのですが、ベーコンの香りがすこし移って

とてもおいしかったです。

 

 

いただきものの大根もあったりして、どんどん食べようということで、

大根と油揚げの煮物を作りました。

翌日、味がしみたところにお餅を入れて雑煮に。

お餅は焼かずに入れています。

最後に壬生菜を入れて、ネギをちらして出来上がり。

大根とお餅って相性がよいと思います。

 

 

 

 

 

『その月は僕にとっては残酷な月だったけれど、君にはどうだっただろうか』

 

　

 

ラポロ座とウリポ・はせ・カンパニーが送る異色の舞台！

波瀬満子三回忌公演　VOICE vol.2

〈ウリポ〉　public performance 2014

『その月は僕にとっては残酷な月だったけれど、君にはどうだっただろうか』

 

 

　　２０１４年４月１３日（日曜日）

　　　　　　１３時００分開場　　　　１３時３０分開演

 

　　OAGホール　（ドイツ文化会館）

 

　　入場料　　　　

　　　　　　￥３８００　（当日券）／　￥３５００　（前売り券）／　￥３０００　（はせの会）

 

 

 

 

〈第一部〉　公演……………人形×詩×音楽×映像×パフォーマンス

                           　　　　　　　　（榊原澄人×中尾太一×松本祐一×吉村直樹×麻生アユミ）

 

〈第二部〉　トークイベント… 谷川俊太郎×榊原澄人×中尾太一

 

 

　　前売り券のお申し込みは

→　　はせみつこ公式サイト

 

矢野静明展 15日から吉祥寺で

 

 

 

矢野静明 展　 ■　　Shizuaki YANO Exhibition

 

色・彩・に・関・す・る・断・章

 

　　　　　　　　　

 

２０１４　

3．15 Sat.…3.30 Sun.

12:00ー19:00　　月曜休廊

 

 

 

■ギャラリートーク　　　　　　　＊入場無料

３月２３日（日）１５：３０〜１７：００　　「出品作品をめぐって」

上田和彦さん（画家）　×　矢野静明さん

 

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ギャラリー・フェイス　トゥ　フェイス

→　map　

（吉祥寺駅から徒歩約４分）

 

 

 

 

 

 

蚊帳を吊る

 

蚊帳を吊りました。

季節はずれのように思えるかもしれませんが、

比較的温暖で浄化槽があるせいか、真冬でも蚊がいて

夜中に羽音で目が覚めることもしばしば。

しかも刺します、顔を……。

以前より欲しいと思っていた蚊帳を購入。

洋風の天蓋のようなモスキートネットも検討したのですが、

国産の蚊帳を見つけ、迷わずそれにしました。

３畳用のサイズがあるのです。

部屋の空間のほとんどを占めてしまうのですが、

しゃり感のある麻入りで透けるのでそんなに圧迫感はありません。

 

 

 

明るい昼間は、日差しが透けてなんだか幸せな気持ちになります。

 

 

 

ラベルも良いデザイン。

 

以前よりも不便なことや、思いがけない問題の発生をも楽しみながら、

だんだん自分らしい暮らし方に近づいています。

どうやったら困ったことを解決できるのか工夫するのも楽しい。

なるべく好きなものに囲まれて暮らせるように、

一つずつ選んで揃えていくのもとても幸せ。

 

食生活も、節約を心がけつつ、以前作っていたものに戻ってきました。

 

 

ひよこ豆のカレー。

ふつうのカレーが食べたくて、今回はルーでとろみをつけています。

手羽中でスープをとって、野菜は里芋、玉葱、人参、蓮根、筍、いんげん。

黒米いりのご飯は、花形であまり押さえつけないように抜いています。

手羽中は何度も水を足しながら量を増やしていくと、

濃いスープがとれるように思います。

関節が痛むので、時々手羽中を使った料理を作るようにしています。

今回はカレー粉を変えたからか、スパイシーで好みのカレーになりました。

ひよこ豆という名前もかわいいけれど、がんばるぞーと言ってしまう

ガルバンゾーという名前もかわいい。

 

 

紅鮭ご飯と春の炊き合わせ

日本水仙はそろそろ終わりですが、白房水仙が盛りです。

さて、きのうは雛祭りでした。

桃のかわりに水仙を飾りました。

 

 

春の炊き合わせ。

大人の雛祭りという感じに。

大根を桂剝きにして、信太巻き風に。

ところが桂剝きがうまくできなかったのです。

薄く剥けずに切れ切れになった大根を

どうにか油揚げで無理矢理巻いて、

それを更に芯にして卵焼きにして巻いています。

簀巻きにして、冷めて形が落ち着くまで冷蔵庫へ。

それを輪切りにして、タケノコと炊き合わせました。

タケノコは、故郷の缶詰を使いました。

信太巻きがほどけないように、鍋に隙間無く並べ、

空いたところには人参などを詰めて炊いています。

桂剝きして巻く必要があったのかは微妙です（笑）。

柔らかく下茹でした野菜を芯にするだけでよかったかもしれませんね。

一旦冷まして味をしみこませます。

出汁がしみた翌日は、さらに美味しいです。

 

 

炊き合わせに使った残りのタケノコも入れて、紅鮭の炊き込み御飯に。

お米は、一人用の土鍋で、１合炊いています。

研いだお米に、タケノコと刻んだ油揚げそして酒と出汁を入れ、

紅鮭をのせて１５分炊いて蒸らしたところです。

鮭の骨と皮をはずして、ほぐしながら混ぜ合わせます。

 

 

干した大根の葉も刻んで混ぜ込みました。

紅鮭と青菜のご飯のできあがり。

写真を見て気づいたのですが、てんこ盛りですね。

このお椀、ちょっと小さいのですというのは言い訳で、

いつも山盛りご飯を食べているのがこういう時につい出てしまうのですね。

 

実は、地震の時に割れてしまって、土鍋のふたが無いのです。

普通のお鍋のふたで代用しているのですが、

土鍋はやはり蓋がないと土鍋料理にならないような気がするのです。

そろそろ新しい土鍋を買おうかなと思いながら、

蓋が無くて使えないわけでもないからと後回しです。

でもやはり、蓋があってこそ土鍋効果が期待できるのでは？

と、ご飯を炊く度に思うのですが、今のところは我慢我慢。

 

 

 

再び、白房水仙。

かわいいな。