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ブルームーン。
雨に打たれ、風にゆさぶられながらも、一途に咲いて。
悲しみも切なさも痛みや苦悩さえも、気づいているかのような色で、
無言だということにもなぐさめられる。
ひんやりと甘い色で、いとおしさもつのる。
今宵、わたしの庭で咲いているすべての花を
うるみながらよぎる月の天窓から
地上を見おろしているかもしれないあの人に捧げる。
すべて捧げる。