蓮根の挟み焼きとフィレンツェの茄子のファルシ、ミニトマトのソースで。
夏の間、何度か収穫できたフィレンツェの茄子。
フィレンツェの茄子というのは、丸くてやや大きいボール型の茄子。
苗が売っていて、珍しさもあって植えてみたのでした。
日本の茄子がちょっと疲れ気味のときも、割と丈夫に実をつけてくれたのですが、
台風で倒れてからは、回復できませんでした。
育て方が下手だったのか皮がかたくて、柔らかさも味も日本の茄子が圧勝でした。
しみじみ日本の茄子は美味しいなあと思ったのでした。
写真奥がそのフィレンツェの茄子です。
煮込んでも崩れていません。
くり抜いて、挽き肉と玉ねぎと茄子の果肉に、卵と椎茸、塩とスパイス、
オイスターソースとケチャップ少々を混ぜたものを、片栗粉をはたいた
フィレンツェの茄子に詰めています。
同じものを同様に蓮根に詰めて挟んだものも作りました。
180度のオーブンで、50分くらい蒸し焼きに。
ソースはミニトマト。
とれすぎて困るほどだった色とりどりのミニトマトを、塩を加えて煮詰めて
ストックしておいたのを、ワインと一緒に肉汁に加え、さらに煮詰めたもの。
バルサミコ酢と醤油で味を調えています。
つけあわせの南瓜は、たった一個だけ収穫できたもの。
オリーブオイルをかけてグリルで焼いて、塩をふっただけです。
夏の間は、畑の食材に助けられました。
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撮りためた写真をいくつか。
時期が過ぎていますが、彼岸花にやってきたナミアゲハ。
バックが乱雑でわかりにくいかもしれませんが。
彼岸花が咲くと、必ず蝶がやってきます。
ルリマツリにやってきたクロアゲハ。
クジャクアスター。
アスターが好きで苗を植えたのですが、昨年は台風で
花が咲く前に枯れてしまいました。
今年はようやく咲いたものの、すぐに台風がきて枯れてしまいました。
でもすでに、根本には新しい葉が出始めています。
枝の先にトンボがとまっているんですよ。
台風が去った朝に撮ったもの。
その前日に家の周りを見回ったときに、トンボがいたのです。
これから雨風が強くなるのに……と思ったのですが、
どこかで耐えていたのでしょう。
網戸越しでしたが、どうにか撮れています。