みなさま、
今年一年たいへんお世話になりました。
つたないブログを読んでくださり、
ありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
今年は夏の間、絶不調でしたが、この冬は関節痛に悩まされています。
どうやら手指の第一関節が変形する病気のようなのですが、
右手の親指と人差し指が特に痛むので、字を書くのに不便です。
以前から時々あるのですが、手だけではなく、
なぜか足も足首も手首も膝も腰も全ての関節が痛みます。
どの症状も、原因を見ると「老化」という言葉が出てきて(笑)、
ならば抗いようもないですし、しかたないですね。
暮らしも、新しいものをそろえ便利にしていこうと思う一方、
持ち物を減らして整理していこうという気持ちにもなります。
肉体的にも精神的にも、たぶん転換期なのですね。
将来を見ながら、その先に終わりが見えるところまでやってきたということでしょうか。
もともとあまり期待しないタイプですが、わりとあっさり
いろいろなものを手放してもよいような気がしてきました。
「生きる」ということと「暮らす」ということが、
もっと近づいたらいいなと考えています。
時々、読んでいない本の数を思うと、既に老化が始まりのろまなわたしでは
とても生きている間に読むのがまに合わないと絶望的な気持ちになりますが、
できないことや手に入らないことを受け容れながら生きていくよりほかありません。
それを体調によって気づかされ受け容れることによって、
なにかが切り替わったように思います。
たくさんのことをあきらめるのが上手になりましたが、
さあここからは、自分ができる分だけじっくりという新鮮な気持ちにもなっています。
なにをやるにも時間がかかるので、多くのことをこなすことはできませんが、
少ないことを集中してやっていけたらと考えています。
さて、出かけた場所と数は少なかったのに、たくさんの方から親切を受け、
思い出深い一年となりました。
よい人と出会い、その出会いによって、これからの方向を見極めることができました。
数は少ないですが、与えられるものの大きい本や映画、そして舞台を見ました。
そしてよい詩をたくさん読ませてもらいました。
みなさまに感謝いたします。
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今年最後の仕事のあいまに(笑)撮った写真を。
乙女椿だと思います。
花びらが、ハート形なんですよね
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ではみなさま、よいお年をお迎えください。