トマト卵炒めに明け暮れた1週間でした。
(おおげさか……笑)
トマトと卵を買って作り始めたものの、
うーん、トマトはもしかしたら湯むきするのかもと思いつつも省略、
なんとなくこんなものかなと思いながら種をとったトマトを炒め、
割ってほぐした卵を投入。
あ……ここで紹興酒がないことに気づく。
うーん、これは欠かせないものだったのに。
それで、日本酒にオイスターソースと醤油をほんの少したらして
仕上げの香りづけにする。
途中あわてふためいて手順も中断して出来は今ひとつですが、
おお、これはこれでなかなかです。
(自分に甘すぎる……)
器は八戸の郷土料理の店で買ったもの。
新人作家の作ということでとても安かった。
いくつも買いそうになっていたところを
「ひとつだけにしなさい」と友人にたしなめられて
一番気に入ったものを。
たしかに他の荷物が重くて帰りはへとへとでした。
さて、映画を思い出しつつトマト卵炒めを食べながら、
もしかしたら……と映画『しあわせのかおり』のサイトを見てみたら、
やっぱりありました、レシピが。
ということで
リベンジ。
シンプルで繊細な料理に手抜きはいけません。
映画を見ていると、あたためた中華鍋に最初たっぷりの油を注いでいます。
それをオイルポットに戻して、あらためて油を投入。
この「油返し」ふだん揚げものをしないのでオイルポットも無くて
抵抗があったのですが、ちいさな器に入れて使い回せばよいことと
今回はちゃんとやりました。
だいたい手順も間違えていて、卵を先に炒めてから
湯むきしたトマトをいれからめます。
最後に紹興酒を。
オイスターソースは少量でもコクが出るのですが、
あっさりした料理なので、紹興酒だけのほうがやさしい感じになります。
作るのも簡単で、毎日でも飽きずに食べられる一皿ですが、
トマト1個に卵3個なので、連日卵を3個食べるのも…とがまん。
レシピの半量ですが、作るのは卵3個以上のほうがおいしいと思います。
(食べるの半分にすればよいのでは?)
(いやいや、ついつい食べちゃうのですよ)
気分は中華料理の定食ですが、ついでに……
新米をいただいたので、今回は土鍋で炊いてみました。
だからおこげができています。
新米おいしい♪
日本のご飯もおいしいなあ。
里芋の炒り煮。
ニンニクと生姜を入れた油で、鶏肉と
皮ごと茹でて皮をむいた里芋を炒めます。
出し汁すこしと醤油と味醂で味をつけ、最後に火を強めて
水分を飛ばして再び醤油をいれてからめます。
ふつうの煮物よりもあきずに食べられると思います。
最近、生搾りの醤油に変えたのですが、
これがおいしいのですよ。
おまけ。
白崎裕子さんの『にっぽんのパンと畑のスープ』という本を見て
あれこれ作りおきしていたら、むしょうに食べたくなって作った
味噌ラーメン。
本のレシピどおりに作るには材料と時間が足りず、
胡麻油でニンニクと味噌を炒めた中に、
もやしとエノキダケと水を入れ作ったスープに麺を入れて。
動物性の出汁が入っていないのに、ちゃんと味噌ラーメンの味がします。
あ、これは二日目なので、べか菜と玉ねぎと人参と豚肉も入っています。
マクロビオティックの本を参考にしているのに、ごめんなさい。
『にっぽんのパンと畑のスープ』いい本ですよ。
白崎裕子さんという方もとってもすてき。
さて、本に載っていた調味料が届きました。
よし、次はレシピどおりに作ってみよう。