生ワカメと青ネギの土佐酢和え。
ご近所さんから、旬の生ワカメをいただいたので、畑の青ネギと一緒に
茹でて、土佐酢で和えました。
肉厚で食感のいい生ワカメ、美味しいです。
庭に、突然大きな葉が茂り始め、みるみるわたしの背丈を越えるほどに
茎が伸びて、その先には蕾がつきました。
昨年植えた植物の、こぼれ種が芽吹いたのかしら?
でもこんなぎざぎざの大きな葉の植物を植えた覚えはないし……。
そういえば、同じ葉の株が、あちこちに生えている。
とにかくどんな花が咲くか待ってみよう。
というわけで、咲いたのが、真ん中に茹でて添えてある菜の花です (笑)。
薹立ちして、菜の花を咲かせる野菜はたくさんあるので、
食べてよいものかどうか一応調べてみると、どうやらカラシナのようです。
さっそくまだ薹立ちしていない小さめの株を茹でて食べてみると、
たしかに辛味もあって美味しい。
いろんなところに勝手に生えているので、春の恵みに感謝。
花も、茎のやわらかそうなところを切って、毎日食べています。
種を蒔いても、うまく育たなかったものが多いのに、野生のたくましさか、
春の生命力か、と感心しています。
三つ葉のおひたし。
出汁と薄口醤油にひたした三つ葉に、菜の花を散らしました。
三つ葉の香りがよくて、美味しいです。
種まきから2度目の春、願いが叶って、おひたしを作ることができました。
菜の花(芥子菜)のパスタ。
ベーコンと茹でたパスタを、マヨネーズを入れて炒めあわせています。
最後に茹でた芥子菜と菜の花を混ぜ、お醤油とオリーブオイルを回しかけます。
胡椒をふって。
散らしたのは、菜の花とローズマリーの花です。
ローズマリーの花の蜜は、ちゃんとローズマリーの香りがするんですよ。
時々、花を摘んで、蜜を吸います。
☆
畑の真ん中に、咲いていた小さな黄色い水仙。
去年気づかなかったのは、草と一緒に刈ってしまったか、踏んでしまったか。
花が終わってしまうと草にまぎれてしまうので、掘り起こして鉢に移しました。
これはたぶん、ティタティタという名前の水仙?
インターネットで調べると、「ティタティタ(テータテート)」は、「Tete a tete」。
フランス語で、「二人だけの」「差し向かいの」「内密の」という意味だそう。
「tete」は「頭」という意味で、並んだ水仙が、二人で頭をよせて内緒話をする
様子を思わせることからついた名前のようです。
花言葉は「感じやすい心」だとか。
鉢で売っているのを見かけて、かわいいなと思っていました。
欲しいと思っていたものが自分の庭にあったなんて、
幸せの青い鳥ならぬ、幸せの黄色い水仙を見つけたかのよう。
来年は、踏まれないところで咲こうね。
☆
日曜日は、「かもめ児童合唱団」の空き地ライブを聴きに行きました。
子どもたちが元気で、自由にのびのびと歌っていて、感動。
子どもらしい素直な発声で、小さな子から大きな子まで、かわいくて泣けました。
わたしたちは、どんな時に歌を歌うんだったろう。
子どもたちはみんな、歌いたい気持ちのままに声を出していて、
歌うってこういうことだったなと思い出させてくれました。
歌を聴く楽しさというのも、そうそうこんな感じ。
まるで、一緒に歌うような気持ちで、子どもたちの歌を聴きました。
とんびも、青空を、いつもよりも高く飛んでいたかもしれません。
ずっと耳の調子の悪いことが気になっていたけれど、
耳も元気になった気がします。
耳も元気になるんだね。
のびのびと、なんだかくいしばっていた力をゆるめて、
でも背筋はのばして、元気に再スタートです。