矢野静明展「毛玉と糸くず」----- Pill and Lint -----
2022年4月2日(土)〜10日(日)
月〜金 16:30−19:00 / 土・日 11:00−18:00
※4月5日(火)休廊
※最終日の4月10日は17:00まで
GALLERY FOLIO → ◆
矢野静明さんの個展、四谷駅より徒歩5分のGALLERY FOLIOにて、
開催中です。
東京は、花びらが舞っているかもしれませんね。
矢野静明展「毛玉と糸くず」----- Pill and Lint -----
2022年4月2日(土)〜10日(日)
月〜金 16:30−19:00 / 土・日 11:00−18:00
※4月5日(火)休廊
※最終日の4月10日は17:00まで
GALLERY FOLIO → ◆
矢野静明さんの個展、四谷駅より徒歩5分のGALLERY FOLIOにて、
開催中です。
東京は、花びらが舞っているかもしれませんね。
ただあやの展 むこうがわ
2021.8.27(金)― 9.1(水)
12:00―19:00 最終日は15時まで
◆ただあやのさんの個展、千駄木のフリュウ・ギャラリーにて
開催中です。
ただあやのさんの絵が、とても好きです。
陶の作品も、すてきでした。
昨年、白い陶器にさしていたのは、タンジーだったかしら。
作品のイメージが忘れられず、今年はタンジーを植えました。
●坂本麻由里さんとただあやのさんの2人展●
Hodgepodge vol.2
明日2月4日(木)から9日(火)まで
(12時ー19時)
吉祥寺駅近くのにじ画廊にて開催されます。
●
なかなか会場に出向けないなど厳しい状況ではありますが、
逆に広く共有できる方法を活用できるようになりました。
その作品と出会えてよかったと思う未知なる人のところへ、
偶然を装いながらもきっと届けられるのだろうと思います。
そんな出会いの瞬間を想像することは、とても素敵です。
◆ 北見俊一の仕事 = 水仁舎の仕事 ◆
――本が語るもの――
2020年9月15日(火)―27日(日)
12時〜19時(日曜 18時まで・月曜休廊)
◆
芸術や文学、伝統的な工芸や手仕事、それらが求められる未来のために、
新しい知恵が生まれ、生かされますように。
◆ ただあやのさんの個展 ◆
2020年8月2日(日)まで
ギャラリー・フェイス トゥ フェイス
12:00―19:00
*7月28日(火)は休廊です。
◆ギャラリー・フェイス トゥ フェイスは、
JR西荻窪駅南口から、徒歩約2分。→*
矢野静明展 リントの森 lint=糸くず
2019.10.4 Fri.――10.14 Mon.
13:00〜20:00
※10月8日(火) 休廊 最終日 19:00迄
ギャラリー・フェイス トゥ フェイス
詳細は→■
◆
先日は国立新美術館へ。
北島敬三さんの写真の前で圧倒される。
東北育ちの私にはどこかで目にしたことがあるような風景なのに、
北島さんの写真でなければ出会えない世界。
瞬きの後には失われてしまう一瞬に立ち会っているという実感が湧く。
ここに写し出された世界をこの目に焼きつけておきたいのに、
全てを記憶することはできないという崩折れるような思いと、
息を止めた永遠と対峙するような感覚。
震災後に北島敬三さんの写真を見たときの気持ちが蘇った。
ありありと。
人間の記憶の容量をはるかに超えたカメラの眼差しで、
視界の隅々、細部までをも写し出す。
壊れているものも、失われてゆくものも、
静かにその摂理を受け容れている神々しさをも感じる世界。
写真の前で、私は独りで、一切のものから切断されていて、
失いつつあるこの一瞬が名残惜しくて切なくて……
となんだかそんな思いが次々湧いて、こみあげてくるのだった。
「わたしはまもなくしんでゆくのに/せかいがこんなにうつくしくては こまる」
という吉原幸子さんの詩の一節がふいによぎった。
北島敬三さんの写真も展示されている国立新美術館での
「話しているのは誰?――現代美術に潜む文学」は
11月11日(月)まで。
詳細はこちら→■
シヒアカリ:blind brightness
――書とダンスのdiptych――
8月30日(金)・31(土)・9月1日(日)
◆八戸ポータルミュージアム はっち◆
シアター2 & ギャラリー2
豊島重之がのこしていった「しひあかり」とは。
宮沢賢治『ながれたり』から引かれた大鴉の水場。
果てしのない流星雨を浴びながら、夜の夜の、夜を行くひとりの旅。
盲目と明視をめぐり、はたはたとひらめく蝶の羽。
不時着を畏れまい。
(フライヤーより)
会場アクセス ▶
今年1月6日にご逝去された豊島重之氏が、1月2日に決めた日程で開催されるそうです。
8月30日と31日には、ライブおよびトークイベントも予定されています。
日程と内容は、こちら ▶のサイトでご確認ください。
お知らせが直前になりましたが、皆さまどうぞ八戸へお出かけください。
◆
また、モレキュラーシアターとゆかりの北島敬三氏の写真も展示される催しが、
本日8月28日から国立新美術館で始まりました。
話しているのは誰?
――現代美術に潜む文学
8月28日(水)―11月11日(月)
◆国立新美術館 企画展示室 1E◆
こちらもアーティストトークが予定されています。
詳細はこちら ▶
芸術の秋、到来です。
美術館へ行きましょう。
「ガザ」油彩・キャンバス・インク 2018年
2019年5月17日(金)→26日(日)
月〜金 17:00―19:30
土・日 11:00―18:00
※5月21日(火)は休廊
※最終日5月26日は17:00まで
※開催中です。
皆様、ぜひお出かけください。
昨年暮れに空を見上げながら歩いていると
ふいに「天泣」という言葉が舞い降りてきて
胸に落ちてとけた。
セラーン……
「セラーン=天泣」とは、八戸の豊島和子さんの舞踊のタイトル。
夕暮れ前のまだ明るい空から降りてきたものに
わけもなく涙ぐみそうになって
しばらくお会いできずにいる八戸ゆかりの方々へ
思いを馳せながら歩いた。
冬の八戸に行こうと思っていた。
1月5日に伊藤二子さんが
1月6日に豊島重之さんが
ご逝去されたと聞いた。
空が明るく高く澄むほどに
胸に満ちてくる淋しさは
セラーン……
果たせなかったことの数々が
果たしたいことのいくつもが
渦巻いたままの胸を鎮めながら
夕暮れ空に輝く
明るい二つの星を見ている。
SUMITO SAKAKIBARA
SOLO EXHIBITION
MYTH IN THE BACKYARD
裏庭の神話
2018,11,17 Sat,〜12,1 Sat,
12;00−19;00
Closed on Sunday and Monday
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」A10出口より徒歩2分
JR総武快速線「新日本橋駅」3出口より徒歩2分
映像作家の榊原澄人さんの個展、新日本橋駅近くの
YUKI−SISにて12月1日まで開催中です。
アニメーションの原画と一緒に、中尾太一さんの詩も展示されています。
■
榊原澄人さんの絵は初めてと思っていましたが、2014年に
『その月は僕にとっては残酷な月だったけれど、君にはどうだっただろうか』
という公演で見ていることに気づきました。
麻生アユミさんのダンスの舞台で映し出された
一面にこの世界のさまざまな場面が描かれたアニメーション、
その部分に洞窟から泣いて走り出してくる(駆け込んでゆく?)女性の姿がありました。
当時、スーザン・ソンタグの『他者の苦痛へのまなざし』を繰り返しひらいていましたが、
その表紙に、ゴヤの「かわいそうなお母さん!」という絵が使われていました。
ゴヤの泣いている女の子の姿と、榊原さんのアニメーションと
麻生アユミさんの切なく美しいパフォーマンスが重なって、
思い返すと今でもこみあげてくるものがあります。
今回の個展で映し出される映像もそうですが、
場面は反復し、延々と繰り返されます。
繰り返し切断し傷つけるというこの世界の残酷さと悲しみと、
それでも当然のように何度でも復元するという再生の力強さと。
見続けるうちにいつのまにか励まされる思いがするのは、
生まれて生きて傷つくたびに必ず何度でも立ち直るという
わたしたちの生きる姿への信頼を確信できるからのように思います。
初日に行われた榊原澄人さんと中尾太一さんと山嵜高裕さんの
トークがあたたかな内容だったのも、映像と同じものが流れて
いたからではないかと思います。
「友だち」という言葉を聞いたのが、うれしかった日でもありました。
矢野静明展
「潜る・点と線へ」
2018年6月22日(金)→7月1日(日)
11:00―20:00
月〜金は17時〜20時まで、最終日は17時まで
★
お知らせが遅くなってしまいました。
7月1日(日)までです。
四谷のGALLERY FOLIOへお出かけください。
北見俊一の仕事=水仁舎の仕事
―― 本が語るもの――
Part Ⅲ
2018年6月12日(火)―17日(日)
12:00〜19:00 (最終日は18:00まで)
京都市中京区河原町四条上ル塩屋町
編集から、デザイン、印刷、製本、製函まで、
本作りのすべての工程をお一人で行っている
水仁舎=北見俊一さんの個展です。
皆様どうぞお出かけください。
■
詩集の場合はとくに、発行されて数十年経った本を手に
することも多いと思います。
年数を経て疲れた風合いの函からそっと本を取り出すと、
ときに新品のような真新しさで現れ、はっと息をのむことが
あります。
同時に、かるくひらきやすい本も好ましく思います。
紙の質感、色、切り口、糸、文字の形、箔押しの照り返し、
紙の本の美しさと手仕事の丁寧さに触れるたにびに、
書物とはなんて奥ゆかしい世界なのだろうと思います。
猫写真家として活躍中のこがまゆさんの写真展、開催中です。
5月15日(火)~20日(日)10:00~17:00
5月21日(月)10:00~16:00
◇主催
ユヌス・エムレ インスティトゥート東京
渋谷区
◇共催
駐日トルコ共和国大使館
◇入場料
無料
ねこが好きな人も、トルコが好きな人、トルコのねこが好きな人も。
川崎毅と矢野静明 / 宮崎県立美術館
2018 . 1/5(金)―2/4(日)
休館日 1/9(火) 15(月) 22(月) 29(月)
川崎毅
1.街
2.鳥の船
3.郊外〈雲〉
矢野静明
4.聖家族シリーズ 机
5.トラック(轍)シリーズ 深み(1)
6.ジャングル・オン・ザ・ラインNo.4−3
※クリックしていただくと、拡大した画面でお読みいただけます。
アクセス
詳しくは、宮崎県立美術館のサイトでご覧ください。
伊藤二子展 2017
2017年9月16日(土)、17日(日)、18日(月)
10:00〜18:00 (最終日16:30まで)
八戸ポータルミュージアム はっちシアター2
【おしゃべりタイム】
開催期間中 14:00〜15:00
伊藤二子展前夜
Cafe Voix 《聲のアトリエ》
2017年9月15日(金)
18:30〜21:00 (開場18:00)
はっちシアター2 (伊藤二子展会場)
#1.詩朗読+詩劇
ダンスバレエリセ Toshima のメンバーによる
#2.トーク
鵜飼哲/齋藤恵美子/佐山則夫/伊藤二子/豊島重之
前売券 一般1800円/小学生ー大学生800円
伊藤二子さんは、1926年 八戸生まれ。
1972年より毎年、新作非具象画展を開催しています。
今年は、9月15日の伊藤二子展前夜から始まり、9月18日まで開催されます。
何度やってもスキャナーにつなげず写真で撮ったので、
チラシが波打ってしまいごめんなさい。
その絵の迫力は、ぜひ八戸の会場で実感してください。
伊藤二子さんご本人にも、きっと圧倒されることと思います。
Ito 2ko Exhibition 2016
2016年9月23日[金]―25日[日]
10:00―18:00(最終日17:00まで)
おしゃべりタイム 開催期間中14:00〜15:00
八戸ポータルミュージアム
はっちシアター2
(地図 八戸ポータルミュージアムはっち)
私はまつろわぬ民の裔
うけついだ血の量ではない
血の濃さでもない
一滴もなくたっていい
エミシの血
まつろわぬ民の裔
《別展のお知らせ》伊藤二子展in新丁
2016年11月1日[火]―13日[日]金曜定休
14:00〜18:00(土・日・祝12:00〜16:00)
【おしゃべりタイム】11月3日[木・祝]14:00〜15:00
■
ずっと接続できずにいたプリンターをようやくつなぎ、
久しぶりにスキャナを使ったのですが、
伊藤さんの絵の色をうまく再現できませんでした。
みなさま、どうぞ会場でご自分の目で、
伊藤二子さんの絵をご覧になってください。
NI-WA
芸術監督 及川廣信
制作 アルトー館
1部 演劇 清水穂奈美/演出 萩原雄太
2部 ①石の庭 蒼浩人 雪片 相良ゆみ
②宙の庭 小野のん子 村田みほ子
9月10日(土) 16:00/19:00
11日(日) 16:00/19:00
(30分前開場)
KID AILACK ART HALL
5F Gallery
(明大前駅より徒歩2分)☆
予約 2500円/当日 3000円
八戸を歩いていた及川廣信さんの姿を、眩しい波光のように思い返す。
全身に漲る気。
周りに満ちていた美しい緊張感。
透明でありながら、動くものが、わたしにも見えた。
今ふたたび、この目でそれをと思いながら……。
ねこ好きの方におすすめ 🐾
もちろん、どなたでも楽しめると思います。。。
もう始まっています。8月27日までですよ♪
個人的には、古賀繭さんの作品にとくに注目だニャー
会場はこちら→ TODAYS GALLERY STUDIO
実家の母の台所は、窓が大きくて明るい。
うらやましいなあと言うと、リフォームの時に窓が半分の大きさの予定だったけれど、
一面窓にしてほしいと言って広げてもらったのだという。
もともと古い家の台所は、ガラス窓とガラス戸で囲まれていて明るかった。
だからと言っても、贅沢を言わず辛抱ばかりしてきた母が、
台所の窓に関しては自分の希望を通したことに少し驚き、感心した。
母の台所の窓からは、正面に山が見え、そして庭の梅や花咲く木々が見える。
明るいだけではなく、景色のよい窓なのだ。
母の台所から見える景色を思うたびに、流しに向かう母の背中も浮かんでくる。
母はトマトが好きで、トマトだけでご飯が食べられると言う。
トマトがご飯のおかずになるとは思えなかったけれど、
昔のトマトは美味しかったなあ。
そんなことを思いながら、久しぶりにトマトのファルシ。
くり抜いたトマトの底にお米を少し入れて、キノコや野菜を混ぜた
ハンバーグの種のようなものを詰めて、オーブンでじっくり焼いています。
わたしはストウブのニダベイユという鍋に並べて、今回は蓋をせずに
200度で30分くらい。
くり抜いたトマトを大きめのまま種に混ぜて焼いたら、
ドライトマトのように濃縮した味になって美味しかった。
水分が蒸発してしまったせいか、お米はかたかったので、
蓋なしの場合、次はお米なしかご飯にしようと思う。
添えたポテトサラダは、マッシャーでつぶしたジャガ芋に、
ピクルスにした玉葱や野菜とピクルス液を混ぜてから、マヨネーズで和えたもの。
生の玉葱を入れるより、簡単で美味しいです。
平塚市美術館で、ブラティスラヴァ世界絵本原画展
「絵本をめぐる世界の旅」を観る。
暑くて歩くのをあきらめ、平塚駅の④乗り場からバスに乗る。
午前中、別の用事があって、そこから足を伸ばしたので、
着いてすぐに美術館内のレストラン「ラ・パレット」でランチ。
「蛸とオリーブのサフランリゾット」(だったかな?)と赤ワイン。
サラダにコリンキーという南瓜のスライスが入っていて、美味しかった。
「絵本をめぐる世界の旅」展は、とてもよかった。
原画に圧倒されながら、細部まで見入る。
絵本て、なんて豊かで広くて大きいんだろう。
幼い頃に託された養父母の家で、たった1冊の絵本をくり返し読んだという
福井桂子さんの言葉も思い出す。
視覚と、声にして読んでもらった聴覚による記憶と、
なぞるようにたどたどしく読んでいた幼い人の声の記憶も重なって、
絵本による体験は、なんて人を幸福にしてくれるんだろう。
そして、世界中の子どもたちも同じようにどこかで
幸福な体験をしていると考えると、深く救われたような気持ちになる。
閉館間際まで3時間かけて観たけれど、絵本の世界は奥深い。
行ってよかった。
田島征三『ぼくのこえがきこえますか』を館内で読む。
絵本の中の、母親の悲しみもまた忘れられない。
矢野静明 展 ■ Shizuaki YANO Exhibition
色・彩・に・関・す・る・断・章
2014
3.15 Sat.…3.30 Sun.
12:00ー19:00 月曜休廊
■ギャラリートーク *入場無料
3月23日(日)15:30〜17:00 「出品作品をめぐって」
上田和彦さん(画家) × 矢野静明さん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
→ map
(吉祥寺駅から徒歩約4分)
いま このかたち
いま このかたち
いまこそのかたち
いま このいろ
いま このいろ
いまこそのいろ
(伊藤二子展 案内状より)
今年こそ
自画像を描かねばならぬ
象を求めて
嗅ぎまわる
野良犬二子を描かねばならぬ
餌つきのつながれ犬になれなかった
うろつき犬を描かねばならぬ
明け方に片づけられる
燃えつきた
痩せさらばえた
自画像を
死者たちよ
わたしの仕事をみてください
母よ 祖父母よ そして叔父
Sよ Hよ みてください
わたしの愛した死者たちよ
Iよ Tよ みてください
いまもあなたにそそぐおもい
線にかえ 色にかえ 象にかえて
あなたにあなたに捧げます
(文章はすべて伊藤二子さんによるもの パンフレットより)
伊藤二子展
8.25(日)/26(月)/27(火)
10時~18時(初日11時から、最終日17時まで)
____________________
会場:八戸ポータブルミュージアム
八戸市三日町11-1
_____________________________________________________________________
おしゃべりたいむ Talking Time
期間中14時~15時
作品についてご意見ご質問をどうぞ
気楽にご参加ください
2011~12年『移動・移民シリーズ』 パステル・木炭・水彩・紙
矢野静明 絵画作品展がはじまります。
6/15(sat) 〜 30(sun) 12:00〜19:00
会場・詳細は エスニカ
オープニングパーティー 6/15(sat) 17:00〜
ワークショップ 6/19(wed) 14:00〜16:00
「作る、見つけるわたしの色」
水彩、パステルなどの画材を使って色彩を
体験できる画面を作ります。
材料費込み 1000円/要予約
矢野ゆう子(織物作家)の
キリム織りの小さなバッグの展示販売もあります。
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜
★ともだちの曲がYouTubeにアップされたので、聴いてくださいね。
何度も聴きたくなる、優しく心地よい声です。
耳を傾けたくなる歌詞。
この切なさは……。
(原マスミさんを初めて聴いた時の感動を思い出しました)
浄土寺から、尾道駅へ向かいます。
こういう趣のある家並みを歩きながら、ああ、わたしは
高層の建物には住めないなと思う。
地面の上に住みたいという気持ちが、尾道を歩いていて、
以前よりも強くなりました。
家は、人の一生とともに古びてゆくのがいいです。
いずれ土に返る材質というのは、なんてやさしいんでしょう。
尾道で、人生の行く末と生き方について考えました。
自分の望む暮らし方が、尾道ではっきりとわかりました。
ずいぶん歩いて、あとは駅へ向かうばかり。
と思っていたのですが、あらら、海が見えなくなって、
山のほうに向かっているみたい……。
駅は、どっちだろう……。
道を尋ねたいのですが、誰もいません。
やっと出会った方に、親切に道をおしえてもらいました。
奥に、銭湯の暖簾が見えますね。
尾道で銭湯にもはいるつもりでしたが、すでに日は暮れかかり、
時間が足りないのであきらめます。
夜明け前から歩き通しで、さすがに疲れました。
日が落ちる前に、駅に着きたい。
バス停を見つけ、バスに乗ることにしました。
やっと、尾道駅に着きました。
もうじき日没です。
月がもう見えていますね。
夕暮れの海。
おなかも空きました。
左側には、バスのロータリーがあります。
帰りの高速バスのバス停も、駅前の海側のバス停から出ます。
日が落ちて、向こうから、舟が戻ってきますよ。
今回は、往復、エトワールセト号という高速バスを使いました。
新宿駅西口の小田急ハルク前→福山
尾道→新宿駅西口の小田急ハルク前
新幹線を使うよりは安いのですが、東京⇔広島ほど
安い便は見つけられませんでした。
バス停はわかりやすく、利用するに安心感はありました。
日曜夜に尾道からバスに乗り、翌月曜日に新宿に着き、
いったん自宅に戻ってそれから出勤。
バスに二泊は、ちょっときびしい。
深夜バスって、横よりも前後を広げて、足が伸ばせると
もっと楽だなあと思うのですけどね。
ふだんも椅子で寝てしまうくせに、バスのシートで
足を下ろして寝るのは疲れるのです。
ぜひフラットになるシートの深夜バスをつくってほしいものです。
休暇が取れないので、遠くへ出かけるのは無理と思っていましたが、
思い切って出かけてみてよかった。
次は、もう少し、ゆっくり回れたらと思います。
◆
先日、東京国立近代美術館でフランシス・ベーコン展を観ました。
その時、中庭に展示していたスタジオ・ムンバイの「夏の家」がとてもよかった。
縁側に屋根をかけたような、東屋風の建物。
風が抜け、小雨にふれることができ、外を眺めながらくつろぐことができる家。
心地よい家とは……と、帰ってきてからもずっと思い描いています。
思い描くだけでも、しあわせになれる「夏の家」です。
◆伊藤二子展、八戸市美術館で始まりました。
9月28日(金)29日(土)30日(日)の三日間です。
この象(かたち)しかない
この色しかない
ここしかない点
ここしかない線
これしかない象
ナイフを構える
ジュネの声がする
「…サーカスは、詩、戦争、闘牛と並んで、
今も残る数少ない残酷な遊戯の一つだ。…」*
私は綱渡り芸人となる
キャンバスは 拍手、興奮の観衆
キャンバスは 底知れぬ奈落の闇
私はまったき綱渡り芸人となる
2012、8、1
*ジャン・ジュネ
『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ」
鵜飼哲訳・現代企画室
(伊藤二子展 2012 チラシより)
遠い遠い時代から
何代も 何代も
骨格が変わるほど働いた
働きつづけたその手をもらう
不格好なこの手
私の手
◆期間中14時〜15時半、おしゃべりたいむがあります。
作品について気軽におしゃべりしあいましょう。
ご参加ください。
小泉悟 / Satoru Koizumi "Opposite"
2012.7.6(金)ー 28(土)
Showcase/MEGUMI OGITA GALLERY 11:00 ~19:00
*今週の土曜日までですが、とてもよかったので、ぜひ。
壁から飛び出しているのですが、自分の深部を
互いにのぞきこんでいるよう。
なつかしくていとおしい。
*アマガエルの子どもがいたら、連れて帰りたくなるところでした。
ずっといっしょにいたくなるような作品。
はいじまのぶひこさんの個展のお知らせです。
MEGUMI OGITA GALLERY で、7月7日(土)まで。
11時ー19時
日・月・祝 は休廊です。
クリックで、大きくなります。
ギャラリーの詳しい地図は、こちら。
はいじまのぶひこさんは、絵本も出しています。
『きこえる?』(福音館書店)
しんとした絵をみつめていると、しぜんと耳をすましてしまう。
すると、ほら、音がきこえてくる。
そんなかんじの絵本です。
みているときこえてくる、ふしぎなきもちにもなります。
ちいさな子どもたちには、どんなふうにその音がきこえるのだろう。
おとなの耳にも、きこえてきますよ。
しずかなばしょで、しんこきゅうする、じぶんのいきの音もきこえてきそうです。
ベランダに出たら、よい香り。
香りミニシクラメンがしばらく前から満開で、
今年はとくによく香るような気がします。
棚の下段に放っておいたのに、こんなに元気です。
えらいね。
ヒューシャピンクというのでしょうか、
鮮やかで若々しくてやさしいピンク。
見ている人も、元気にしてくれる色です。
かわいいなあ。
見えますか?
メダカ。
これも寒い間、放ってあって、いつのまにかびっしり増えた
ちいさな浮き草の間から顔を出しました。
あら!元気だったの?
冬の間、えさをまいても誰も顔を見せなかったので、
冬は越せないと思っていたのです。
それで今日は、水草の整理をしました。
今年は、薔薇のつぼみもたくさんついています。
ぜんぜん手入れをしないのに、ありがとう。
Francis Dubreuil。
垂れ下がった細い葉は、今年も咲かなかったムスカリ。
球根は世話いらずと思ったのですが、鉢にぎゅうぎゅうだから
でしょうか。ここ数年咲いていません。
花のちいさなタイプのクレマチス。
クレマチスは、つぼみを両手でかかえるように、
祈るような姿で葉をつけます。
一足先に咲いたもうひとつのクレマチス。
鉄線という名も好きです。
花のまわりを囲んでいるのは、ノブドウ(ウマブドウ)の葉です。
◆
今日は少し日が出たので、のびちゃんとたびちゃんも
ベランダで日光浴できました。
これは部屋で、音楽を聴くのびちゃん。
のびちゃんは、クラシックが好きなのです。
ほら以前、音楽を聴く猿(SONYのウォークマン)の
コマーシャルがあったでしょう。
まるであんな雰囲気で聴き入ります。
目には生気が満ち、元気が出るかんじ。
同居人と音楽の趣味があうというのはしあわせなことです。
◆
休暇の前半、東京国立近代美術館のジャクソン・ポロック展へ。
とてもよかった。
お友達が、音声ガイドでした。^^
絵の具になって、ポロックの意識といっしょに
画布へ落ちていくような感覚を味わいました。
詩を書く感覚と重なり、強く共感するものがありました。
自然のなかでインスピレーションを得ながら暮らしたいという
ポロックのアトリエ。
わたしもそういう暮らしがしたいです。
ポロック展は、5月6日までです。
◆
さて、まだ休暇の半ばですが、あと二日と思ったら、
すでに調子が悪くなってきました。
子どもの頃、お化けの学校ってうらやましいなと思ったけれど
(ゲゲゲの鬼太郎の歌ですよ)、おとなになった今ではよけい
ねずみ男うらやましいなと思ったりするのですよ。
パソコンまだ不調で、別のパソコンから投稿。
おかげで、だいぶ慣れました。
◆
明るい時間に、ベランダのちいさな庭にいられるなんて
しあわせ。
矢野静明展、始まっています。
座間のギャラリーアニータで。
2012年1月26日(木)~2月7日(火)
11:00~18:00 水曜休館
◆
北海道からは、『SNOWSCAPE MOERE7』という
イベントのお知らせが。
2012年2月3日~5日、
札幌市のモエレ沼公園で、
倉石志乃さんのテキストにあわせて
露口啓二さんの写真のスライドショーがある予定です。
詳しくは、モエレ沼公園のHPをあわせてご覧ください。
億年の記憶をうけて
波動する
いのちの波を
象となす
(伊藤二子さんの言葉、伊藤二子展 案内葉書より)
八戸で、伊藤二子展、はじまりましたよ。
ITO2KO2011
日時 2011.9.16(金)―19(月) 10:00―18:00(最終日は16:00まで)
会場 八戸ポータルミュージアム「はっち」シアター1
★青森県立美術館で行われた滞在制作の成果である大作も展示。
伊藤さんとの再会を楽しみにしていたのですが、
今回伺えずに残念です。
みなさん、どうぞお出かけくださいね。
先週(6月12日)は、青森へ。
『伊藤二子と八戸展』の最終日でした。
先月、5月の初旬に訪ねた時は、深夜バスで行きましたが、
今回は新幹線で。
車窓の景色を眺めながら、つらくやりきれない思いでした。
「がんばろう」も「がんばれ」もなんだか気持ちがすり減るようで、
この一か月間で、澱のようにたまった疲れを感じます。
そんな整理されないわたしの雑念は、
伊藤さんへのいくつもの愚かな質問となったと思います。
伊藤さんは、お元気でした。
公開制作された大作も、見事に完成し、展示されていました。
会場は、伊藤さんの揺るぎなく、人生を通して貫かれたものによって張りつめ、
ゆるんでいたこちらの気持ちも引き締まりました。
どのような事態であっても動じず変わることのないもの、
それが作品に漲る普遍性なのかもしれません。
タイトルをつけない伊藤さんの作品と向きあうことは、
自分自身と向きあうことであると、今回よくわかりました。
伊藤さんの絵を見ながら、映し出された自分自身の姿に
耐えなければなりません。
まさに真剣勝負。
けれども、絵を見ながら削ぎ落すべきものも見えてきます。
それを心しながら、生きていくだろうと思います。
伊藤二子さん、ありがとうございました。
最後にお願いして、写真を撮らせていただきました。
伊藤二子さんと、青森県立美術館の高橋しげみさん。
最強のお二人。
お二人からは、似たものを感じます。
高橋しげみさんの伊藤二子さんへの深い理解と、
丁寧な聴き取りによる資料の作成、
伊藤さんそのものを感じる斬新な展示のセンスには、
まさしく目を洗われるようでした。
お二人と『伊藤二子と八戸展』に感謝します。
娘が、前回載せた伊藤二子さんがとても好きだと言うので今回も。
人にカメラを向けるのは難しい時代で、滅多に人物を撮ることがありません。
いろいろご負担をかけたかもしれませんが、ほんとうに感謝しています。
青森県立美術館で、
『伊藤二子と八戸――見よ、この絵カき』展が開催中です。
会期は2011年6月12日(日)まで。
くわしくは、青森県立美術館のHPでごらんください。
青森県立美術館へは、新青森駅から、車で10分くらい、
青森駅から車で20分くらいです。
青森駅からバスが出ています。
乗り場は「6番」でした。
すぐ近くに、三内丸山遺跡があります。
真っ白な美術館です。
これ、なんの写真かわかりませんね(笑)。
5月3日(火)は、アーティストトークがありました。
急に出発を決めたので、お知らせが間に合いませんでしたが、
満席の会場で、伊藤二子さんのお話にみな聴き入りました。
伊藤二子さんの創作に対する凛としておおらかな姿勢は、
まさに作品から感じるものでした。
今回の展示を企画した青森県立美術館の高橋しげみさんと、
画家の伊藤二子さんです。
許可をいただきましたので、トークのお二人の写真も。
画家の伊藤二子さんです。
5月8日まで、公開制作も行っています。(10時~15時)
真っ白な壁、高い天井を活かして、
作品が自由に飛び交うような清々しさを感じる展示。
伊藤二子さん、作品も、お人柄も大好きです。
つづきます。